名前
mqdnsgwdef - イベントチャネル連携サービスのサービス定義の登録、または削除を行う
形式
mqdnsgwdef [-s sysname]{-a|-d} -f filename
機能説明
イベントチャネル連携サービスのサービス定義の登録、または削除を行うコマンドです。
サービス定義の登録は、事前に作成されたサービス定義をMQDへ登録します。登録された定義を新サービス定義と呼びます。サービス定義の削除は、現サービス定義の一部または全体を削除します。現サービス定義とは、現在運用中のサービス定義を意味します。
以下に、本コマンドのオプションとパラメタを示します。
対象のMQDの名前(MQDシステム名)を指定します。このパラメタを省略した場合、MQDシステム名は“MQD001”となります。
処理内容を指定します。
-a: サービス定義を登録する
-d: サービス定義を削除する
サービス定義ファイルのファイル名を指定します。
注意事項
本コマンドは、スーパユーザおよびMQD利用者グループのユーザが実行できます。
本コマンドを実行する前に、イベントチャネル連携サービスのサービス定義を作成しておく必要があります。詳細については、“11.3.3.1 サービス定義の記述”を参照してください。
登録済のサービス定義の全体を削除したい場合は、“mqdnsgwunsetup”コマンドで、サービス環境を削除してください。
-dオプションを指定して本コマンドを実行する場合、本コマンドの実行前にチャネルコネクションの初期化を実行してください。詳細については、“11.5.2 通信定義の削除”および“11.5.2.2 チャネルコネクションの初期化”を参照してください。
使用例
MQDシステム名 MQD001 にファイル名nsgwsvcに記述されたイベントチャネル連携サービスのサービス定義を追加します。
mqdnsgwdef -a -f nsgwsvc |