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ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド

E.3.6 rcxadm folder

名前

【Windows】
インストールフォルダ\Manager\bin\rcxadm folder -リソースフォルダの操作

【Linux】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm folder -リソースフォルダの操作

形式

rcxadm folder create -file file.xml  [-nowait]
rcxadm folder create -name name [-type type] [-label label] [-comment comment] [-nowait]
rcxadm folder list [-name name] [-type type]
rcxadm folder show -name name [-type type]
rcxadm folder modify -name name [-type type] {[-new_name name] [-label label] [-comment comment]} [-nowait]
rcxadm folder move -name name [-type type] [-to folder] [-nowait]
rcxadm folder delete -name name [-type type] [-nowait]

機能説明

rcxadm folderは、リソースフォルダ管理を行うためのコマンドです。本製品で管理するリソースが多くなり、業務単位にリソースをまとめて管理したい場合などに、リソースフォルダ管理を用いてリソースのグループ化を行います。リソースフォルダは階層化できるため、リソースを詳細に分類できます。

リソースフォルダ管理機能により、リソースをグループ化し、まとめて操作が可能となり、操作性が向上します。
また、ユーザ・ロール管理と併用することで、リソースフォルダ単位でのセキュリティを確保できます。

リソースフォルダは登録対象とするリソースにより、以下の2つに分類されます。

サブコマンド

create

新規にリソースフォルダを作成します。-fileオプションを用いることで指定したリソースフォルダと、リソースフォルダ配下のリソースをまとめて作成します。XMLファイルで指定したリソースフォルダが既存の場合、指定されたリソースだけをまとめて作成します。

list

リソースフォルダまたはリソースフォルダに含まれるリソースおよびサブフォルダの一覧を表示します。
引数-nameを指定した場合は、指定されたリソースフォルダに含まれるリソース、およびサブフォルダの一覧を表示します。引数-nameを指定しない場合は、トップ階層のリソースフォルダの一覧を表示します。

show

リソースフォルダの詳細情報を表示します。

modify

指定したリソースフォルダのリソースフォルダ名、ラベル、コメントおよび優先順位を変更します。

move

リソースフォルダを指定したリソースフォルダへ移動します。移動先のリソースフォルダが指定されなかった場合は、ホームフォルダへ移動します。

delete

リソースフォルダを削除します。


オプション

-file file.xml

file.xmlには作成するリソースフォルダ、およびリソースフォルダ配下のリソースを指定したXMLファイルを指定します。XMLファイルの定義については、「H.5 リソースフォルダ」を参照してください。

-nowait

サブコマンドで指定したリソースフォルダの操作が完了するのを待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。

-name name

nameにはリソースフォルダ名を指定します。階層化されたリソースフォルダの場合には、リソースフォルダ名を"/"でつないで指定してください。

TopFolder直下のSecondFolderを指定する場合

/TopFolder/SecondFolder

-type type

typeには指定したリソースフォルダのリソースフォルダ種別を指定します。リソースフォルダ種別には、"server"または"lserver"を指定します。省略時は、"lserver"が指定されます。

-label label

labelにはリソースフォルダのラベルを指定します。

-comment comment

commentにはリソースフォルダのコメントを指定します。

-new_name name

nameには操作対象リソースフォルダの新しいリソースフォルダ名を指定します。

-to folder

folderには、移動先リソースフォルダを指定します。省略した場合はホームフォルダへ移動します。


使用例