ここでは、ネットワークリソースを作成し、ネットワークプールに登録する方法について説明します。
以下の手順でネットワークリソースを作成し、ネットワークプールに登録します。
RCコンソールのオーケストレーションツリーで対象のネットワークプールを右クリックし、表示されたメニューで[リソース作成]を選択します。
[ネットワークリソースの作成/編集]ダイアログが表示されます。
以下の項目を入力し、<OK>ボタンをクリックします。
ネットワークリソースの名前を入力します。
先頭半角英数字(大文字/小文字)で、半角英数字(大文字/小文字)、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された64文字以内の文字列を入力します。
ネットワークリソースに、業務内容などを元にした分かりやすい別名を付けたい場合に入力します。
日本語(半角カナを含む)、半角文字に関係なく32文字以内の文字列を入力します。
ネットワークリソースに関する情報を自由に記述できます。例えば、業務内容の詳細や、障害発生時の対処方法を登録しておくと、迅速な対応ができます。
日本語(半角カナを含む)、半角文字に関係なく256文字以内の文字列を入力します。
LANスイッチブレードと仮想スイッチに設定するVLAN IDを指定します。LANスイッチブレードの外部ポートに設定されているVLAN IDから選択するか、数値を入力できます。事前に設計したVLAN IDを指定してください。
ブレードサーバを含む外部ネットワークの場合
外部ポートのVLAN IDから選択してください。
内部ネットワークまたはラックマウントサーバだけの外部ネットワークの場合
VLAN IDを入力してください。
値を指定すると、次の外部接続ポート設定に表示されている情報が絞り込まれます。
ブレードサーバを含む外部ネットワークを自動設定する際に使用する外部接続ポートを指定します。内部ネットワークの場合や、ラックマウントサーバだけの外部ネットワークの場合には設定しないでください。
事前に設計/設定した外部接続ポートのチェックボックスにチェックを入れてください。対になるポートを2つ選択します。シャーシが複数ある場合には、利用するすべてのシャーシのポートを選択してください。
L-Serverに外部ネットワークを接続すると、指定したポートと通信できるように、LANスイッチブレードの内部ポートと仮想スイッチの設定を行います。
L-Serverにイメージを配付する際に、ネットワークリソースと接続したNICに対して、ネットワークとIPアドレスを自動設定したい場合に入力してください。L-Serverにはサブネットアドレスに含まれるIPアドレスが割り当てられますが、割当て対象外とするIPアドレスの範囲を指定できます。<設定>ボタンをクリックするとダイアログが表示されますので、対象外とするIPアドレスの範囲を指定し、<追加>ボタンをクリックしてください。対象外としたIPアドレスを再び有効にする場合は、チェックボックスにチェックを入れ、<削除>ボタンをクリックしてください。<OK>ボタンをクリックすると、入力した内容が元のダイアログに表示されます。
なお、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスは自動的に除外されます。
設定するサブネットのアドレスとサブネットマスクを、"xxx.xxx.xxx.xxx"の形式で入力してください。
サブネットマスクの最大値は、255.255.255.255(32bit mask)、最小値は、255.255.0.0(16bit mask)です。ただし、255.255.255.254は指定できません。
サブネットの外部と通信する際に利用するデフォルトゲートウェイのIPアドレスを入力してください。
他の装置で利用しているが、今後利用する予定などの理由で、L-Serverに自動的に割り当てたくないIPアドレスを指定できます。
ネットワークリソースが作成され、ネットワークプールに登録されます。