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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(ダッシュボード編)

3.3.3 モニタリングデザイナ定義の適用

  1. ダッシュボードサーバへの接続設定を行います。

    1. Eclipseインストールフォルダ内の“eclipse.exe“を起動します。

    2. ワークスペース名の確認画面が表示されるので、デフォルトのまま[OK]ボタンをクリックしてください。

    3. 「ウィンドウ」の「パースペクティブを開く」を選択し、「その他」をクリックすると下の画面が表示されます。ここで「Analytics Studio」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    4. 「接続先モニタリングサーバ」の欄にダッシュボードサーバのIPアドレスを入力し、[OK]ボタンをクリックします。(ダッシュボードサーバとの同居環境の場合は”localhost”も指定可能です)

    5. 「Studio設定」(アイコンリストの歯車)を選択し、表示された画面で「JDBCドライバをインポートする」を選択します。ここで登録するJDBCドライバはダッシュボードサーバ環境にある以下のファイルを指定してください。

      ポイント

      必要に応じてローカル環境にファイルを転送し、転送先のパスを指定するようにしてください。

      [Windows版]

      • <Symfoware Clientのインストールディレクトリ>\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar

      [Solaris/Linux版]

      • /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar

    6. Analytics Studioを終了します。


  2. 設定ファイルを修正します。

    <Eclipseのインストール先>\plugins\com.fujitsu.bpm.designer_10.2.0\conf配下のファイルactiveFunction_ja.propertiesを以下のように修正します。

    [インストール直後]

    #
    # Sensor type
    #
    active.sensortype=RDB,ISI,Text,BPMFlow,MaintenanceBPMFlow

    [修正後]

    #
    # Sensor type
    #
    active.sensortype=RDB,ISI,Text,BPMFlow,MaintenanceBPMFlow,PDB

  3. 定義したモニタリングデザイナをInterstage Business Process Manager Analyticsサーバへ適用します。

    1. Eclipseを起動し、編集モードをシングルユーザモードに変更します。

      「Analytecs Studio Perspective」を開き、[編集モードの変更]ボタンをクリックします。(以降の作業はこの画面を基点として行います)

      注意

      [編集モードの変更]ボタンが押せないときは、右隣の[サーバより定義を取得]ボタンを押して定義を取得してください。(初期アカウント、および初期パスワード: bpm)

      [Yes]ボタンをクリックすると処理が始まります。


    2. テンプレートファイルを指定して、Interstage Business Process Manager Analyticsサーバにテンプレートを登録します。

      ポイント

      Manager環境から、モニタリングデザイナの環境に、以下のファイルを持ってきて、任意のディレクトリに格納します。
      格納したファイルは自己解凍形式です。ダブルクリックして解凍します。

      [ManagerがWindows版の場合]

      <Managerのインストールディレクトリ>\dashboard\dashboard.exe

      [ManagerがSolaris版/Linux版の場合]

      /opt/FJSVssqc/dashboard/dashboard.exe

      [テンプレート管理]ボタンをクリックすると下の画面が表示されますので、[テンプレートを適用する]を選択して[OK]をクリックします。

      [参照]ボタンをクリックし、解凍したファイルの中の以下のフォルダを指定します。

      <解凍先ディレクトリ>\dashboard\template\01-StandardTemplate

      「適用先の選択」画面が表示されるので、[テンプレート内のセンサー]の隣にある「対応するセンサー」の欄をクリックします。セレクトボックスが現れるので、以下を指定し[OK]をクリックします。

      [Windows]

      • ダッシュボードサーバのホスト名

      [Solaris/Linux]

      • localsensor

      [OK]をクリックします。

    3. 4.1.3.5 アカウント管理」を参照し、適用したテンプレートのビュープロファイルにアカウントの設定をします。

    4. 編集したテンプレートをサーバへアップロードします。

      [サーバへのアップロード】ボタンをクリックし、下の画面が表示されたら[OK]をクリックします。

    5. 完了画面が表示されたら、[閉じる]ボタンをクリックします。

    6. Interstage Business Process Manager Analytics 運用管理コンソールに接続します。運用管理コンソールの接続方法については「3.2.4.4 Interstage Business Process Manager Analyticsのデータベース作成」の手順1を参照してください。

    7. Interstage Business Process Manager Analytics Serverの再起動を行います。

      [BPM Analytics システム]-[サーバ管理]-[BPM Analytics Server]タブをクリックし、右に表示された画面上で[再起動]ボタンをクリックして再起動を行ってください。

    8. センサーの接続情報(01:Summary_ECO)の起動を行います。

      [センサー管理]-[<センサー名>]タブをクリックし、右に表示された画面上で接続情報名[01:Summary_ECO]のチェックボックスをチェックして[起動]ボタンをクリックします。[状態]欄が"停止"から"起動"に変わったのを確認し、右上の[ログアウト]ボタンをクリックします。

      ポイント

      • 本手順dで[アップロードと同時に、定義を反映する。]にチェックを入れた場合、既に接続情報名[01:Summary_ECO]が起動状態になっている場合があります。その場合は再度起動する必要はありません。

      • <センサー名>は本手順bで選択した[対応するセンサー]名になります。