項目 | 説明 | 評価 |
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物理ディスクビジー率 | 物理ディスク負荷状況の把握/比較ができます。 | ディスク毎の負荷の偏りやピークの把握などを行います。 物理ディスクビジー率が60%以上になるとディスクのアクセス待ち時間が目立ちはじめ、さらに80%以上になると待ち時間を含めた平均アクセス時間は、通常時の2~3倍以上に低下すると言われています。 80%以上を推移する場合は、ディスク負荷によるボトルネックが発生していると考えて間違いないでしょう。 ディスク負荷によるボトルネックは、以下の複数項目より判定します。ディスクの増設、または負荷率の低いディスク装置へファイルを移動する(データ配置の見直し)等を検討する必要があります。 物理ディスクビジー率 ディスクアクセスでのサービス時間 ディスク待ち要求数 【注意レベル】 物理ディスクビジー率 >= 60% and サービス時間 >= 30(ms) and ディスク待ち要求数 >= 2 |
物理ディスク待ち要求数 | 物理ディスク待ち要求数の把握/比較ができます。 | ディスク毎のIOリクエストの偏りやピークの把握などを行います。 ディスクアクセスでのサービス時間 >= 30(ms)、かつ待ち要求数が多い場合、ディスクへのアクセス要求が集中している可能性があります。データ配置の見直しを検討する必要があります。 ディスクアクセスでのサービス時間 >= 30(ms)、かつ待ち要求数が少ない場合、同一コントローラ内に負荷の高いディスク装置が接続されている可能性があります。 【注意レベル】 サービス時間 >= 30(ms) and ディスク待ち要求数 < 2 |
サービス時間 | サービス時間の把握/比較ができます。 | サービス時間とは、1つの入出力要求を完全に処理するのに要する平均時間です。 この時間には、入出力キュー内に既にある要求の処理終了待ち時間を含みます。 【注意レベル】 サービス時間 >= 30(ms) |