項目 | 説明 | 評価 |
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CPU使用率(User、System) | CPU使用率の把握/比較ができます。 | CPU使用率の偏りやピークの把握などを行います。 使用率が80%を継続的に超えるような場合、CPUがボトルネックとなって性能問題が発生している、または発生する可能性があります。 CPUの増設、アップグレード、もしくは業務の運用スケジュールの変更や他サーバへの再配置など検討する必要があります。 【注意レベル】 CPU使用率 > 80% |
CPU待ち行列長 | CPU待ち行列長と実行待ち時間率の複合グラフです。 | 『 CPU待ち行列長 > 10 』の場合、もしくは、『 (CPU実行待ち時間率) > 90%以上で、かつ、(待ち要求数)÷(プロセッサ数)> 2 』の状態が継続的に発生する場合、複数プロセスがCPU割当て待ちになり、レスポンスが低下している可能性があります。 会話型ジョブのチューニングや多重度の制限ができない場合、CPUの増設を検討してください。 『 CPU実行待ち時間率> 90 and 待ち要求数 < 1 』の場合、1つのプログラムの実行により、CPUを占有している可能性があります。 会話型ジョブのレスポンス等に特に問題がなければ、チューニングを行う必要はありません。問題がある場合には、CPUを占有しているジョブの優先度を下げてください。なお、他にボトルネックとなっている資源がある場合は、CPUを増設してもあまり効果を期待できない可能性があります。 【注意レベル】 CPU実行待ち時間率 > 90 and 待ち要求数 < 1 注意 この情報は、Solarisサーバを分析・レポートした場合に表示される情報です。 |