ポリシー適用後の運用中(収集動作中)に、ポリシーを変更します。具体的には、以下のミドルウェアに対する情報収集ポリシーが作成・適用されている状態で、その収集動作を停止したり(off指定時)、起動したり(on指定時)することができます。
Symfoware Server
Oracle Database Server
詳細については、リファレンスマニュアル「1.1.4 sqcMdPolicy(ポリシー一時変更コマンド)」を参照ください。
■実行に必要な権限
【Windows版】
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
ポイント
業務の運用形態に合わせて収集動作を制御したい場合や、クラスタの運用形態に合わせて収集動作を制御したい場合に使用します。
■記述形式
【Windows版】
<インストールディレクトリ>\bin\sqcMdPolicy.exe on|off -c Type [ -i instance-name ] |
【UNIX版】
/opt/FJSVssqc/bin/sqcMdPolicy.sh on|off -c Type [ -i instance-name ] |
■オプション
変更種別として、以下のいずれかを指定します。
on: 対象ポリシーを有効化します。
off: 対象ポリシーを無効化します。
stat:ポリシーの状態を表示(有効/無効)
以下のいずれかの管理対象を指定します。
sym : Symfoware Server
ora : Oracle Database Server
reg:レジストリ(Windows版のみ)
sar:サーバ性能(Unix版のみ)
jla:OperationManger
-cで指定する管理対象に対するインスタンス名を指定します。本オプションを省略した場合は、管理対象の全インスタンスが対象になります。
symの場合 : RDBシステム名
oraの場合:インスタンス名
ポイント
RDBシステム名に名前が無い場合は、-i @defaultを指定してください。
oraの場合 : Oracleインスタンス名(SID)