監視サーバ(Manager/Proxy Manger)と被監視サーバ(インストールレス型Agent)のハードウェアおよび動作OSについては、導入手引書「第2章 インストール条件と資源見積もり」を参照してください。
■必須ソフトウェア
監視サーバと被監視サーバ間の通信のために必要となるソフトウェアについて説明します。
通信方式 | 監視サーバ | 被監視サーバ |
---|---|---|
telnet | ― | telnetサーバ |
ssh | ― | sshサーバ(※) |
※) SSHで通信する場合、以下のソフトウェアが必要です。
SSH V2.0以降
Windowsの場合
SSHは標準機能としてインストールされていません。
Microsoft(R) Windows 2000の場合は、OpenSSH for Windows(バージョン3.8.1p1以降)をインストールしてください。
それ以外のOSの場合は、telnetで通信してください。
UNIXの場合
Solaris9、Solaris10、Linux(Red Hat Enterprise Linux v.5)の場合は、OSの標準機能としてインストールされています。
■資源見積もり
被監視サーバの性能情報を収集するために、被監視サーバ側で必要なtelnet/sshの接続セッション数を以下に説明します。
被監視サーバのプラットフォーム | telnetまたはsshの |
---|---|
Windows | 2 |
Solaris | 7 |
Linux | 5 |
AIX | 8 |
HP-UX | 7 |
注意
接続セッションの合計数が多い場合、監視サーバのDCMサービス/デーモンの起動および停止に時間がかかる場合があります。
ネットワークの状態が良くない環境(断続的に接続が切断されるなど)や被監視サーバがビジー状態にある場合は、telnetもしくはsshによる通信が正常に行われない可能性があります。常に正常な通信が行える環境で監視を行ってください。
Windowsのtelnetの場合、デフォルトで同時に接続できるセッションの最大数は「2」です。そのため、「3.1.2 被監視サーバの設定」の手順に従って、同時に接続できるセッションの最大数を変更してください。
UNIXのtelnetおよびsshの場合、デフォルトで同時に接続できるセッションの最大数の制限はありません。
被監視サーバの性能情報を収集するために、被監視サーバ側で必要な空きディスク容量を以下に説明します。
被監視サーバに必要な空きディスク容量: 1MB