本章では、Agentをインストールしていない被監視サーバをリモートで管理する方法について説明します。
インストールレス型Agentの機能については、解説書「2.4 インストールレス型Agentの運用モデル」「3.2.1.2 インストールレス型Agent」を参照してください。
インストール型Agentとインストールレス型Agentの違いについては、解説書「3.2.1 Agent」を参照してください。
■実行環境
Manager/Proxy Manager で実行可能です。
■実行に必要な権限
【Windows 版】
Administrators グループに所属するユーザー権限が必要です。
【UNIX 版】
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
■通信方式
リモートで性能情報を収集するときの監視サーバと被監視サーバ(インストールレス型Agent)の通信方式は、telnetかsshを選択することができます。セキュリティを考慮した場合、sshでの運用を推奨します。
注意
telnetを使用する場合、監視サーバから被監視サーバにtelnet(ポート番号23)で接続できるように環境を設定してください。
sshを使用する場合、監視サーバから被監視サーバとssh(ポート番号22)で接続できるように環境を設定してください。
■システム時刻について
監視サーバと被監視サーバのシステム時刻は、同じ時刻になるように設定してください。
■管理対象
インストールレス型Agentで以下の性能管理を行うための設定について説明します。