Systemwalker Service Quality Coordinator 解説書

1.2.3 管理対象と対応インストール種別

管理対象とインストール種別の関係について下表に○印で示します。なお、下表では、各インストール種別の表記を以下のように省略しています。

• EM : Enterprise Manager

• M : Manager

• PM : Proxy Manager

• AS : Agent for Server

• AB : Agent for Business

• AL : インストールレス型Agent

• BA : Browser Agent

管理対象			対応インストール種別
			EM	M	PM	AS	AB	AL	BA
サービスレベル管理
	エンドユーザレスポンス管理
		情報採取							○
		情報収集(収集サーバ)		○	○
	サービス稼働管理			○	○
	Webトランザクション量管理			○	○		○
	サーバ性能管理 (CPU、メモリ、ディスクなどのサマリ情報)		○	○	○	○	○	○
	サーバ性能管理 (上記のサマリ情報に加え、プロセス、ネットワーク、IPC資源などの診断向け情報)		○	○	○	○	○
	ミドルウェア性能管理
		Interstage Application Server	○	○	○	○	○
		Interstage Business Application Server	○	○	○		○
		Interstage Application Framework Suite	○	○	○		○
		Interstage Service Integrator	○	○	○		○
		Microsoft.NET Server	○	○	○	○	○
		Symfoware Server	○	○	○		○
		Oracle Database Server	○	○	○		○
		Microsoft SQL Server	○	○	○		○
		Systemwalker Centric Manager	○	○	○	○	○
		Systemwalker Operation Manager	○	○	○	○	○
		Systemwalker Network Manager	○	○	○	○	○
		Systemwalker Resource Coordinator	○	○	○	○	○
		ETERNUS SF Storage Cruiser	○	○	○	○	○
		SAP NetWeaver	○	○	○		○
		VMware						○
		Hyper-V						○
		Red Hat 仮想化機能						○
	ECO情報(電力、温度)			○	○
	ユーザデータ管理		○	○	○	○	○
Web利用状況管理
	利用状況分析			○			○
	改ざん監視			○			○

※管理対象についての詳細は、「1.3.1 管理対象」を参照してください。

ポイント

• Enterprise Manager/Manager/Proxy Managerは、Agent for Business相当機能を包含しています。

• Enterprise Manager/Manager/Proxy ManagerでAgentの機能を使用したい場合、以下の方法によりコンソールでAgentとして登録することができます。

  • Enterprise Manager/Manager/Proxy Manager上でポリシーの設定を行う。

  • 運用管理クライアント上でポリシー配付機能を使用する。

  別途Agentをインストールする必要はありません。