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Systemwalker Service Quality Coordinator 解説書

1.3.1 管理対象

Systemwalker Service Quality Coordinatorの管理対象は、下表に示すように、大きく「サービスレベル管理」と「Web利用状況管理」の二つに分類されます。

管理対象

概要

サービスレベル管理

エンドユーザレスポンス管理

エンドユーザーがWebサーバにアクセスした時に、実感した応答時間を管理します。

サービス稼働管理

各種サービス(HTTP/S, DNS, SMTP, 任意ポート)の稼働状態を管理します。

Webトランザクション量管理

Webシステムへのリクエスト数や、リクエストに対する応答時間を管理します。

サーバ性能管理

各プラットフォーム(Windows, Solaris, Linux)のOS/カーネルの性能を管理します。

ミドルウェア性能管理

以下のミドルウェアの性能を管理します。

  • Interstage Application Server

  • Interstage Business Application Server

  • Interstage Application Framework Suite

  • Interstage Service Integrator

  • Microsoft .NET Server

  • Symfoware Server

  • Oracle Database Server

  • Microsoft SQL Server

  • Systemwalker Centric Manager

  • Systemwalker Operation Manager

  • Systemwalker Network Manager

  • Systemwalker Resource Coordinator

  • ETERNUS SF Storage Cruiser

  • SAP NetWeaver

  • VMware

  • Hyper-V

  • Red Hat 仮想化機能

ECO情報(電力、温度)

一般的に利用されているSNMPのMIBインターフェースを使って各機種(サーバなど)のECO情報(電力、温度)を管理します。

電力や温度のMIB情報を提供している機器に対して、管理可能です。

管理可能な機器の前提条件は、使用手引書「12.1 測定の概要」の「前提条件」をご確認ください。

ユーザデータ管理

業務データやシステム稼働データなど、ユーザーの固有データ(CSV形式)を管理します。

Web利用状況管理

本機能については、「Web利用状況管理編」を参照ください。

利用状況分析

Webサイトの利用状況をさまざまな観点から分析することにより、顧客ニーズに見合った商品やサービスを提供することを支援します。

改ざん監視

Webコンテンツを定期的に検査し、改ざんを検出する機能を提供します。