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Interstage Information Storage V10.0.0 コマンドリファレンス

2.2 dcccheck

名前

dcccheck - 管理情報と蓄積データファイルとの不整合チェック


形式

dcccheck out_file=不整合チェックリストファイル名 [ cat_name=カテゴリ名 ]

機能説明

資源管理にて管理されている蓄積データファイル情報を元に、管理レコードと蓄積データファイルの不整合状態の確認を行います。

参照

管理レコードと蓄積データファイルに不整合が生じた場合の対処については、“運用ガイド”の“3.7.1 不整合検出コマンドによる不整合の検出”を参照してください。


パラメタ

out_file=不整合チェックリストファイル名

管理情報と蓄積データファイルとの不整合チェック結果を出力するファイルを絶対パスで指定します。

不整合チェックリストファイルの出力情報については、“表示項目の見出しと意味”の“不整合チェックリストの出力情報例”を参照してください。

なお、下記の場合はエラーとしてコマンドを終了します。

・存在しないパスを指定した場合

・同名のファイルが存在する場合


cat_name=カテゴリ名

対象となるカテゴリ名を指定します。

省略した場合は、登録されているすべてのカテゴリをチェックします。


使用例

カテゴリの不整合チェックを行う場合

dcccheck out_file=/tmp/check_list.csv cat_name=sample

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了

2 :異常終了


注意事項

表示項目の見出しと意味

不整合チェックリストの出力情報例

(1) (2)          (3)       (4)             (5)            (6)             (7)
1,sample,2010/01/10/11:34:30, ,SAMPLE_2010011011_00005.gz,1234,2010/01/10/11:34:01.410
5,sample,2010/01/10/11:35:30,/DATA/infile/,SAMPLE_2010011011_00007.gz,1234,2010/01/10/11:35:01.410
1,sample,2010/01/10/11:36:30, ,SAMPLE_2010011011_00012.gz,1234,2010/01/10/11:36:01.410

(1) Status

以下の数字で不整合状態を表す

1 : 作成中・無効状態

2 : 作成中・有効状態

3 : 作成済み・無効状態

5 : 作成済み・有効状態だがファイル実体なし

6 : 削除済み・有効状態だがファイル実体あり

(2) カテゴリ名

カテゴリ名

(3) ファイル登録日時

管理レコードが登録された日時

(4) 格納先ディレクトリ

蓄積データファイルの格納されたディレクトリ

(5) 蓄積データファイル名

管理レコードが管理している蓄積データファイルのファイル名

(6) 排他獲得番号

データ格納時に払い出された排他獲得番号

(7) 排他獲得番号獲得日時

排他獲得番号を獲得した日時