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Interstage Information StorageV10.0.0 運用ガイド

5.2.1 実行クラスあたりの抽出セル数

抽出対象ファイル数に対して抽出時の実行クラスに割り当てられているデータ抽出セル数が少ない場合、実行クラスあたりのデータ抽出セル数を増やして処理の多重度を上げることで、抽出処理時間のチューニングが行えます。

データ抽出セル数の調整は抽出制御動作環境定義ファイルを編集して行います。


参照

実行クラスおよびクラスに割り当てられたデータ抽出セルの使われ方については、“解説書”の"3.4.2.4 実行クラス制御"を参照してください。


データ抽出セルの変更方法を以下に示します。

ClassB用のデータ抽出セルをClassAと共用+ClassA用のデータ抽出セルを追加する

#-- 実行クラス定義 --#
Class  ClassA  6  0                            ・・・ClassAの最大多重度を6に変更
Class  ClassB  4  60
#-- DECellのサーバ情報 --#
DECell  DE01  stdes01f  24301  ClassA
DECell  DE02  stdes01f  24302  ClassA
DECell  DE03  stdes01f  24303  ClassA
DECell  DE04  stdes01f  24304  ClassA
DECell  DE05  stdes01f  24305  ClassB
DECell  DE06  stdes01f  24306  ClassB
DECell  DE07  stdes01f  24307 ClassA ClassB      ・・・ClassBデータ抽出セルをClassAと共用
DECell  DE08  stdes01f  24308  ClassA              ・・・ClassAにデータ抽出セルを追加

注意

実行クラスあたりのデータ抽出セル数を増やしても、実行クラスの最大多重度の値が小さいと、増やしたデータ抽出セルが使用できないことがあります。

データ抽出セル数を増やした場合は実行クラスの最大多重度もあわせて見直してください。


参照

変更方法の詳細は“3.3.1 データ抽出セルの構成変更”または“3.3.3 実行クラスの構成変更”を参照してください。