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Interstage Information StorageV10.0.0 運用ガイド

3.6.1 カテゴリ定義機能の概要

ここではカテゴリ定義機能の概要について説明します。


カテゴリ定義機能は、カテゴリ定義画面とカテゴリ定義コマンドから構成されています。

カテゴリ定義画面の内容と実際の定義に不整合が発生しないよう、カテゴリ定義機能は定義した内容のバージョン管理を行っています。

図3.11 カテゴリ定義ファイルのバージョン管理

カテゴリ定義機能は、初回セットアップ時に適用される定義をバージョン1とし、以後カテゴリ定義ファイルが作成されるたびに定義のバージョンをあげて管理します。過去のバージョンに戻って、カテゴリ定義ファイルを作成しなおすことはできません。

カテゴリ定義ファイルには、以前のバージョンからの変更点だけが出力されます。

そのため以下の図に示すように、バージョン3のみ資源管理に適用することはできません。


図3.12 カテゴリ定義ファイルの実行順序

カテゴリ定義コマンド実行前にカテゴリ定義ファイルの誤りを見つけても、必ず先に作成しているカテゴリ定義ファイルを適用してください。