ページの先頭行へ戻る
Interstage Information StorageV10.0.0 運用ガイド

2.2.1 管理パーティション情報のバックアップ

管理パーティション情報のバックアップ方法について説明します。


管理パーティション情報のバックアップは、sfcgetconf(8)を使用します。


以下に、管理パーティション情報のバックアップの例を示します。

# sfcgetconf _backup_file_ <Enter>

参照

sfcgetconf(8)の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。

注意

sfcgetconf(8)で管理パーティション情報をバックアップするためには、sfcgetconf(8)を実行する DSS サーバで sfcfrmd デーモンが起動している必要があります。sfcfrmd デーモンが起動していない場合は、sfcfrmstart(8)で起動してください。詳細については、 “導入ガイド”の“6.3.1.4 sfcfrmd デーモンの起動”を参照してください。

ファイルシステムの設定、変更を行った場合には、管理パーティション情報のバックアップを行ってください。なお、以下のコマンドで管理パーティション情報は変更されます。

sfcmkfs(8), sfcadd(8), sfcadm(8), sfcnode(8)


sfcgetconf(8)は _backup_file_ という名称のシェルスクリプトを生成します。

以下にシェルスクリプトの内容を示します。

# cat _backup_file_ <Enter>
#!/bin/sh
# This file is made by:
#    sfcgetconf _backup_file_
# Thu Jun 18 09:08:06 2009
#
#---- fsid : 1 ----
# MDS primary   (port) : host1 (sfcfs-1)
# MDS secondory (port) : host2 (sfcfs-1)
# MDS other            :
# AC      : host1,host2 
# options :
# device  : /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106
sfcadm -m host1,host2 -g host1,host2 -p sfcfs-1,sfcfs-1 /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 
...