管理パーティション情報のバックアップ方法について説明します。
管理パーティション情報のバックアップは、sfcgetconf(8)を使用します。
以下に、管理パーティション情報のバックアップの例を示します。
# sfcgetconf _backup_file_ <Enter> |
注意
sfcgetconf(8)で管理パーティション情報をバックアップするためには、sfcgetconf(8)を実行する DSS サーバで sfcfrmd デーモンが起動している必要があります。sfcfrmd デーモンが起動していない場合は、sfcfrmstart(8)で起動してください。詳細については、 “導入ガイド”の“6.3.1.4 sfcfrmd デーモンの起動”を参照してください。
ファイルシステムの設定、変更を行った場合には、管理パーティション情報のバックアップを行ってください。なお、以下のコマンドで管理パーティション情報は変更されます。
sfcmkfs(8), sfcadd(8), sfcadm(8), sfcnode(8)
sfcgetconf(8)は _backup_file_ という名称のシェルスクリプトを生成します。
以下にシェルスクリプトの内容を示します。
# cat _backup_file_ <Enter> #!/bin/sh # This file is made by: # sfcgetconf _backup_file_ # Thu Jun 18 09:08:06 2009 # #---- fsid : 1 ---- # MDS primary (port) : host1 (sfcfs-1) # MDS secondory (port) : host2 (sfcfs-1) # MDS other : # AC : host1,host2 # options : # device : /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 sfcadm -m host1,host2 -g host1,host2 -p sfcfs-1,sfcfs-1 /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 ... |