データの抽出は抽出機能を使用して行います。Interstage Information Storageクライアントをインストールしたサーバ上で、API連携機能を使用して作成したアプリケーション、または抽出コマンド(dfbselect)を実行することにより、Interstage Information Storageに格納されているデータから指定された条件に合致したデータが抽出されます。
ここでは抽出コマンドを使用したデータの抽出について説明します。API連携機能を使用したアプリケーションの開発方法は“アプリケーション開発ガイド”を参照してください。
dfbselectコマンドを使用してデータを抽出する場合は、処理を依頼する抽出制御プロセスの情報を記述した業務定義ファイルと、抽出条件や対象となるカテゴリを記述した抽出プロパティファイルを作成する必要があります。
dfbselectコマンドを実行する際の作業の流れを、以下の図に示します。
図1.7 データの抽出の流れ