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Interstage Information StorageV10.0.0 運用ガイド

1.2.5 抽出制御サーバの起動

抽出制御サーバの起動方法を説明します。


1.2.5.1 資源管理常駐プロセスの起動方法

資源管理常駐プロセスの起動は、抽出制御サーバでdcdaemonコマンドを実行します。

実行時には必ず"&"を付与し、バックグラウンドで起動させてください。

dcdaemon &

dcdaemonを"&"をつけずに実行するとフォアグランドで要求を待ち受けてしまうため、コマンドが復帰せず、以後の操作ができなくなってしまいます。

"&"をつけずに実行した場合は、次の手順でdcdaemonをバックグラウンドで実行しなおしてください。

dcdaemon <Enter>

                    ・・・dcdaemonがフォアグランドで要求を待つため画面に復帰しない

[Ctrl+zキーを押す]

bg <Enter>


注意

資源管理常駐プロセスの起動は必ず資源情報管理サーバを起動した後に行ってください。

資源情報管理サーバが起動していない状態で資源管理常駐プロセスを起動した場合、抽出を実行したときに資源情報管理サーバと通信できず、エラーとなります。

起動順序を誤った場合は資源管理常駐プロセスを再起動してください。

参照

dcdaemonコマンドの詳細については"コマンドリファレンス"を参照してください。


1.2.5.2 抽出制御プロセスの起動方法

抽出制御プロセスの起動は、抽出制御サーバでdereqstartコマンドを実行します。

dereqstart -s dereq1

注意

抽出制御プロセスの起動はデータ抽出エージェントを起動した後に行ってください。

データ抽出エージェントが起動していない状態で抽出制御プロセスを起動すると、抽出制御ログにWARNINGメッセージ"dhrOpeDECellStop DECellServer check end(connect timeout). DECellServer = [抽出サーバが起動しているホスト名]"が出力されます。

参照

dereqstartコマンドの詳細については"コマンドリファレンス"を参照してください。