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Interstage Information StorageV10.0.0 運用ガイド

1.2.4 抽出サーバの起動

抽出サーバの起動方法を説明します。


図1.4 抽出サーバの起動の流れ


1.2.4.1 DSSクライアントの起動

以下の手順でDSSクライアントを起動します。

  1. DSSファイルシステム用カーネルモジュールのロード

    DSS ファイルシステムの停止を行った場合は、DSSファイルシステム用のカーネルモジュールのロードが必要になります。

    DSSファイルシステム用のカーネルモジュールは、マシンの起動時に自動的にロードされるため、マシン起動後には以下の操作は必要ありません。

    /sbin/insmod /opt/FJSVdss/lib/sfcfs.ko

  2. DSSファイルシステムのマウント

    蓄積データファイルおよび抽出結果中間ファイルの格納先となるDSSファイルシステムをマウントします。

    DSSクライアントでのDSSファイルシステムのマウントにはmount(8)を使用します。

    複数のDSSファイルシステムを使用している場合は、すべてのDSSファイルシステムをマウントしてください。


    /etc/fstabに記述されたマウントポイント/mnt/fs1を指定する

    mount /mnt/fs1

    参照

    /etc/fstabへのマウントポイントの記述方法については"導入ガイド"の"6.6.1.1 DSSクライアントのfstab設定"を参照してください。

    mount(8)の詳細については"コマンドリファレンス"を参照してください。


1.2.4.2 データ抽出エージェントの起動方法

データ抽出エージェントの起動は、deagtstartコマンドを実行します。

deagtstart

参照

deagtstartコマンドの詳細については"コマンドリファレンス"を参照してください。