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Interstage Information StorageV10.0.0 運用ガイド

1.2.2 DSSサーバの起動

以下の手順でDSSサーバを起動します。

  1. DSSの監視デーモンの起動

    DSSファイルシステムの停止を行った場合は、DSSの監視デーモンの起動が必要になります。

    DSSの監視デーモンは、OS 起動時に自動的に起動されるため、OS 起動時には以下の操作は必要ありません。

    /etc/init.d/sfcfsrm start

    注意

    自動マウントの設定を行っている場合は、DSS の監視デーモンを起動したDSSサーバで、DSS ファイルシステムがマウントされます。


  2. DSSファイルシステムのマウント

    DSSサーバ上で管理しているすべてのDSSファイルシステムをマウントします。

    DSSサーバでマウントしていないDSSファイルシステムは他サーバから使用できません。

    DSSファイルシステムのマウント方法は、DSSサーバの冗長構成によって異なります。

    • DSSサーバを冗長構成で運用している場合

      DSSサーバを冗長構成で運用している場合は、プライマリMDSにてsfcmntgl(8)を使用します。

      sfcmntgl(8)により、すべてのDSSサーバ上で指定したDSSファイルシステムがマウントされます。

      マウントポイント/mnt/fs1を指定する

      sfcmntgl /mnt/fs1

      参照

      sfcmntgl(8)の詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください


    • DSSサーバを単一サーバで運用している場合

      DSSサーバを単一サーバで運用している場合は、sfcmount(8)を使用します。

      マウントポイント/mnt/fs1を指定する

      sfcmount /mnt/fs1

      参照

      sfcmount(8)の詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。