ページの先頭行へ戻る
Interstage Information StorageV10.0.0 アプリケーション開発ガイド

1.1.1 API連携機能の目的

企業の経営環境は激しく変化し、基幹・販売・生産管理システムなどからデータを収集、統合、活用するニーズが高まっています。これらのデータは大量で形式も多様なため、複雑なシステムが必要です。

Interstage Information Storageはリレーショナルデータベースのような綿密な設計を必要とせず、さまざまな形式の大量データを柔軟にストレージに圧縮形式で蓄積することが可能です。

Interstage Information Storageに格納されている大量データの中から業務に応じて、項目単位で目的のデータのみを抽出する機能を、Interstage Information Storageの「抽出機能」と呼びます。

抽出機能には、ユーザが独自に作成したプログラム内からデータを抽出する機能があります。この機能が、「API連携機能」です。

API連携機能は、Java言語で作成したアプリケーションからデータ抽出するためのインタフェースとして用意されています。

API連携機能を利用すると、抽出の条件を指定し、項目単位で条件に合わせたデータを抽出するアプリケーションを作成できます。