Interstage Information Storageに格納するデータ、抽出結果の格納先ディレクトリについて以下の表に示します。
格納するファイル名 | 領域の設計指針 |
---|---|
蓄積データファイル | カテゴリ定義時に領域を定義、またはロードコマンド実行時のパラメタとして領域を指定します 領域を定義する場合は、蓄積データファイルの利用期間から容量を見積もり、余裕を持った容量を確保してください |
バックアップ蓄積データファイル | カテゴリ定義時に“バックアップを取得する”設定を行った場合、カテゴリ定義時に領域を定義する必要があります また、ロードコマンド実行時のパラメタとして領域を指定することも可能です 蓄積データファイルと同サイズのファイルが作成されるため、バックアップを取得するカテゴリについて、蓄積データファイルの格納先ディレクトリと同じ容量を見積もってください |
抽出結果中間ファイル | “2.4.5 抽出制御プロセス・データ抽出セルの設計”の出力先ディレクトリの設計を参考にして容量を設計してください |
抽出結果ファイル | データ抽出セルから出力された抽出結果中間ファイルを統合する必要があるため、最大で抽出結果中間ファイルの格納先ディレクトリと同容量が必要となります I/O負荷軽減のため、抽出結果中間ファイルとは別ディレクトリに出力先を定義することを推奨します |
Interstage Information Storageでは、データの格納・抽出のために、各サーバセット間でファイルの共有を行う必要があります。各サーバセットが共有する必要のあるファイルについて、以下の表を参照して出力先領域の設計を行ってください。
サーバ名 | 入力データ ファイル | 蓄積データ ファイル | バックアップ 蓄積データファイル | 抽出結果 中間ファイル | 抽出結果 ファイル |
---|---|---|---|---|---|
制御サーバセット | ○ | ○ | ○ | ○ | |
抽出サーバセット | ○ | ○ | |||
Interstage Information Storage クライアントセット | ○ | ○ | |||
ロードサーバセット | ○ | ○ | ○ |