同一ファイルに対して、ファイルオーナ変更操作(注1)と F_SETFL 指定の fcntl(2) を行う場合、同一ノードから行ってください。
注1) chown(1), chown(2), fchown(2) などを用いたファイルオーナ変更操作
異なるノードから、同一ファイルに対して、ファイルオーナ変更操作と F_SETFL 指定のfcntl(2) を行った場合、古いファイルオーナ情報を基にオープンフラグ変更操作のための権限チェックを行い、オープンフラグ変更操作を行う場合があります。
なお、異なるノードから、ファイルオーナ変更操作と F_SETFL 指定の fcntl(2) を行いたい場合には、F_SETFL 指定の fcntl(2) を行う前に、最新のファイル情報を獲得(注2)することで、上記の問題を回避できます。
注2) stat(1), stat(2), fstat(2) などを用いたファイル情報獲得操作