機能説明
指定したメールアドレスに対してメールを送信します。
オプション
必須オプション
送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレスです。
ホスト名またはIPアドレスを省略した場合、引数エラーとなります。
ホスト名またはIPアドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールの送信元アドレスです。
送信元アドレスを省略した場合、引数エラーとなります。
送信元アドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールの宛先アドレスです。
複数の宛先アドレスを指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。
宛先アドレスを省略した場合、引数エラーとなります。
宛先アドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールのタイトルです。
メールのタイトルを省略した場合、引数エラーとなります。
メールのタイトルの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールの本文です。
メール本文を省略した場合、引数エラーとなります。
メール本文の文字数の上限は、2048バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
詳細オプション
メールの同報(CC)です。
複数の同報(CC)を指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。
同報(CC)を省略した場合、宛先アドレスのみへのメール送信を行います。
同報(CC)の文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールに添付するファイルの名前です。
ファイル名はディレクトリを含めた絶対パスで指定します。
複数のファイル名を指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。
ファイル名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザ名です。
ユーザ名を省略した場合、SMTP認証を利用しないメール送信を行います。
ユーザ名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザのパスワードです。
パスワードを省略した場合、SMTP認証を利用しないメール送信を行います。
認証に必要なパスワードの文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
運用操作部品の実行の完了待ち合わせ時間(秒)です。
1~86,400(1日)の範囲で指定が可能です。
(例) 完了待ち合わせを10分間行う場合:600
完了待ち合わせ時間を省略した場合、300(秒)を指定します。
上記の範囲外の値を入力した場合、300(秒)を指定します。
運用操作部品の実行の起動リトライ回数です。
0~5の範囲で指定が可能です。
(例) 起動リトライを2回行う場合:2
起動リトライ回数を省略した場合、0(回)を指定します。
上記の範囲外の値を入力した場合、0(回)を指定します。
復帰値
復帰値 | 意味 |
0 | メール送信が正常終了しました。 |
161 | メールの送信に失敗しました。 |
188 | 実行中に通信が切断しました。 |
189 | サーバに接続できませんでした。 |
197 | オプションの内容に誤りがありました。 |
201 | 運用操作部品の実行がタイムアウトしました。 |
202 | 運用操作部品が実行されませんでした。 |
203 | 運用操作部品の実行が失敗しました。運用自動化サーバの環境に問題があります。 |
標準出力/標準エラー出力
標準出力には、何も出力しません。
メール送信に成功した場合、"Success"という文字列を標準エラー出力します。
メール送信に失敗した場合、エラー内容を文字列として標準エラー出力します。
注意事項
本運用操作部品は、SMTP通信を利用して動作を実現しています。
本運用操作部品の使用にあたり、業務サーバで通信の許可が必要になる通信ポートはTCPの25番です。
subjectの文字数が半角60文字または全角30文字を超えた場合、subjectが文字化けする可能性があります。
メールに添付するファイルの容量は、利用するメールサーバに依存します。メールに添付するファイルの容量はSMTPサーバの管理者に確認してください。
添付するファイル名には、半角英数字と以下の記号のみを利用してください。
利用可能な記号:「!」「~」「_」「-」「.」
復帰値の確認は、BPMコンソールを用いて行います。詳細については、“Systemwalker Runbook Automation 管理ガイド”の“伝票の処理状態確認”を参照してください。
202、203の復帰値が出力された場合は、運用フローが異常終了しています。運用自動化サーバ(Windows(R)の場合はイベントログ上、Solaris/Linuxの場合はシステムログ上)に出力されているメッセージを確認し、適切な対処を実施してください。メッセージの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation メッセージ集”を参照してください。