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SystemwalkerRunbook Automation V14g リファレンスガイド

3.1.16 メールを送信する

機能説明

指定したメールアドレスに対してメールを送信します。

オプション

必須オプション

(1) hostname

送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレスです。

ホスト名またはIPアドレスを省略した場合、引数エラーとなります。

ホスト名またはIPアドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(2) fromaddress

メールの送信元アドレスです。

送信元アドレスを省略した場合、引数エラーとなります。

送信元アドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(3) toaddress

メールの宛先アドレスです。

複数の宛先アドレスを指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。

宛先アドレスを省略した場合、引数エラーとなります。

宛先アドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(4) subject

メールのタイトルです。

メールのタイトルを省略した場合、引数エラーとなります。

メールのタイトルの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(5) text

メールの本文です。

メール本文を省略した場合、引数エラーとなります。

メール本文の文字数の上限は、2048バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

詳細オプション

(1) ccaddress

メールの同報(CC)です。

複数の同報(CC)を指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。

同報(CC)を省略した場合、宛先アドレスのみへのメール送信を行います。

同報(CC)の文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(2) filename

メールに添付するファイルの名前です。

ファイル名はディレクトリを含めた絶対パスで指定します。

複数のファイル名を指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。

ファイル名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(3) smtpusername

送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザ名です。

ユーザ名を省略した場合、SMTP認証を利用しないメール送信を行います。

ユーザ名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(4) smtppassword

送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザのパスワードです。

パスワードを省略した場合、SMTP認証を利用しないメール送信を行います。

認証に必要なパスワードの文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(5) timeout

運用操作部品の実行の完了待ち合わせ時間(秒)です。

1~86,400(1日)の範囲で指定が可能です。

(例) 完了待ち合わせを10分間行う場合:600

完了待ち合わせ時間を省略した場合、300(秒)を指定します。

上記の範囲外の値を入力した場合、300(秒)を指定します。

(6) retry

運用操作部品の実行の起動リトライ回数です。

0~5の範囲で指定が可能です。

(例) 起動リトライを2回行う場合:2

起動リトライ回数を省略した場合、0(回)を指定します。

上記の範囲外の値を入力した場合、0(回)を指定します。

復帰値

復帰値

意味

0

メール送信が正常終了しました。

161

メールの送信に失敗しました。

188

実行中に通信が切断しました。

189

サーバに接続できませんでした。

197

オプションの内容に誤りがありました。

201

運用操作部品の実行がタイムアウトしました。

202

運用操作部品が実行されませんでした。

203

運用操作部品の実行が失敗しました。運用自動化サーバの環境に問題があります。

標準出力/標準エラー出力

標準出力には、何も出力しません。

メール送信に成功した場合、"Success"という文字列を標準エラー出力します。

メール送信に失敗した場合、エラー内容を文字列として標準エラー出力します。

注意事項