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SystemwalkerRunbook Automation V14g リファレンスガイド

3.1.8 サービス/プロセスの起動を確認する

機能説明

指定したサービスもしくはプロセスが起動しているかを確認します。

オプション

必須オプション

(1) hostname

サービスもしくはプロセスの起動を確認するホスト名またはIPアドレスです。

運用自動化サーバのサービスもしくはプロセスの起動を確認する場合、'localhost'または'127.0.0.1'を指定します。

ホスト名またはIPアドレスを省略した場合、引数エラーとなります。

ホスト名またはIPアドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(2) service

起動状況を確認するサービス名です。

サービス名を省略した場合、引数エラーとなります。

サービス名の文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

起動状況を確認するサービス名は、以下のように指定します。

(例) Dhcp

(3) process

起動状況を確認するプロセス名です。

プロセス名を省略した場合、引数エラーとなります。

プロセス名の文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

起動状況を確認するプロセス名は、以下のように指定します。

(例) explorer.exe

詳細オプション

(1) ostype

サービスもしくはプロセスの起動を確認するホストのOS種別です。

Windows、Linux、Solarisを指定します。

OS種別の入力を省略した場合、指定したホスト名またはIPアドレスを元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得したOS種別の値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

OS種別の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(2) username

サービスもしくはプロセスの起動を確認するホストへSSHもしくはWMIを利用して接続するユーザ名です。

接続ユーザ名の入力を省略した場合、指定したホスト名またはIPアドレスを元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得した接続ユーザ名の値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

接続ユーザ名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(3) password

サービスもしくはプロセスの起動を確認するホストへSSHもしくはWMIを利用して接続するユーザのパスワードです。

接続に必要なパスワードの入力を省略した場合、指定したホスト名またはIPアドレスを元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得した接続パスワードの値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

接続に必要なパスワードの文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(4) execusername

プロセスの起動を確認するホストで起動確認を実行するユーザ名です。

実行ユーザ名の入力を省略した場合、指定したホスト名またはIPアドレスを元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得した管理者ユーザの値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

実行ユーザ名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(5) execpassword

プロセスの起動を確認するホストで起動確認を実行するユーザのパスワードです。

実行に必要なパスワードの入力を省略した場合、指定したホスト名またはIPアドレスを元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得した管理者ユーザのパスワードの値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

実行に必要なパスワードの文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(6) timeout

運用操作部品の実行の完了待ち合わせ時間(秒)です。

1~86,400(1日)の範囲で指定が可能です。

(例) 完了待ち合わせを10分間行う場合:600

完了待ち合わせ時間を省略した場合、300(秒)を指定します。

上記の範囲外の値を入力した場合、300(秒)を指定します。

(7) retry

運用操作部品の実行の起動リトライ回数です。

0~5の範囲で指定が可能です。

(例) 起動リトライを2回行う場合:2

起動リトライ回数を省略した場合、0(回)を指定します。

上記の範囲外の値を入力した場合、0(回)を指定します。

復帰値

復帰値

意味

0

サービスもしくはプロセスは起動しています。

161

サービスもしくはプロセスは停止しています。

179

サービスが見つかりませんでした。

187

SSH認証に失敗しました。

188

実行中に通信が切断しました。

189

サーバに接続できませんでした。または、WMI通信に失敗しました。

197

オプションの内容に誤りがありました。

200

サービスもしくはプロセスの起動確認に失敗しました。

201

運用操作部品の実行がタイムアウトしました。

202

運用操作部品が実行されませんでした。

203

運用操作部品の実行が失敗しました。運用自動化サーバの環境に問題があります。

標準出力/標準エラー出力

標準出力には、何も出力しません。

サービスもしくはプロセスが起動していると判断された場合、"Run"という文字列を標準エラー出力します。

サービスもしくはプロセスが起動していないと判断された場合、"Stop"という文字列を標準エラー出力します。

サービスが存在しない場合、"None"という文字列を標準エラー出力します。

サービスもしくはプロセスの起動確認に失敗した場合、エラー内容を文字列で標準エラー出力します。

注意事項