運用の自動化は、運用フローと運用操作部品により行います。運用フローから実行される運用操作部品では、操作対象となるサーバへの接続を行い、運用操作部品に記載されたコマンドを実行して復帰します。また、運用操作部品で実行できるコマンドは、OSのコマンドに限らず、サーバにインストールされている他のソフトウェア製品のコマンドの実行も可能です。
サーバへの接続とコマンドの実行について
運用操作部品が操作対象のサーバでコマンドを実行するためには、サーバに接続するための接続情報(ユーザーID、パスワード)や、コマンドを実行するユーザーの情報(ユーザーID、パスワード)が必要になります。
これらの情報は、運用自動化サーバのCMDBで管理されます。運用を開始する前に、CMDBにサーバ情報(IPアドレスやOSの情報)を登録し、かつ、運用操作部品がサーバに接続するために必要な情報(ユーザーID、パスワード)を設定します。
CMDBへのサーバ情報の登録は、Systemwalker Runbook Automationの構成管理エージェント機能により行います。
CMDBへのサーバの接続情報やユーザー情報の登録は、ユーザー情報のインポートコマンドにより行います。