伝票(プロセス)が現在どの処理まで完了しているかなど、伝票の詳細な回送状況を確認します。
操作
Webコンソールで、確認したい伝票のプロセスIDと伝票名を確認します。
BPMコンソールで、[プロセス管理]ページより[プロセスフィルタ]の[すべてのプロセス]を選択します。
⇒ プロセスインスタンス一覧が表示されます。
ポイント
プロセスIDと伝票名は、WebコンソールおよびBPMコンソールで表示される名称や形式が異なります。
表示される画面 | 伝票名の名称 | プロセスIDの形式 |
---|---|---|
Webコンソール | 伝票名 | ※19桁までの整数値で表示されます。 |
BPMコンソール | プロセスインスタンス名 |
回送状態の詳細を参照したい伝票(プロセスインスタンス)を選択して、[プロセスインスタンス詳細]画面の[BPMN]タブを選択します。
⇒ プロセスインスタンス図が表示されます。
参照
プロセスインスタンス図の詳細については、"Interstage Business Process Managerコンソールユーザーズガイド"を参照してください。
ポイント
Webコンソールで表示される伝票状態と、BPMコンソールで表示されるプロセスの状態の対応は、以下のとおりです。
Webコンソールでの伝票状態 | BPMコンソールでのプロセスの状態 |
---|---|
確定 | 終了 |
保存(注) | - |
回覧中 | 一時停止または実行中 |
保留 | 実行中 |
破棄 | 中止 |
エラー | エラー |
(注)伝票状態が「保存」の場合には、BPMコンソール上にプロセスが存在していません。
活性化しているアクティビティが運用操作アクティビティの場合、処理実行に失敗して伝票状態が破棄になる可能性があります。どの運用操作部品が処理に失敗したのかは、BPMコンソールから確認できます。
また、運用操作部品の処理実行に失敗した場合、運用自動化サーバのイベントログにエラーメッセージが出力されている可能性があります。
メッセージの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation メッセージ集”を参照してください。