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SystemwalkerRunbook Automation V14g 開発ガイド

1.2 開発パターン例

運用フローセットの開発には、大きく分けて以下の2つの作業があります。

運用フローセット/運用操作部品を作成する

運用フローセットまたは運用操作部品を作成する方法として、以下の3つの方法があります。

  • 標準提供されている運用フローセットのテンプレートをもとに、新規の運用フローセットを作成する

    標準提供や技術情報サイトで提供される運用フローセットのテンプレート、運用操作部品をもとに、カスタマイズ開発を行います。初めてInterstage BPM Studio for Systemwalkerを利用する場合は、本パターンにより開発してください。

  • 現在、運用している運用フローセットや運用操作部品をベースに作成する

    すでに運用中の運用フローセットが存在する場合、運用中の運用フローセットを変更することにより新たな運用フローセットを作成します。既存の運用フローセットに問題がある場合など、修正を行う場合も本パターンにより開発します。

  • 新規に作成する

    標準提供の運用フローセットや修正した運用操作部品等が全く利用できないような新規の運用フローセットを作成する場合には、運用フローセット、および運用操作部品を新規に作成することができます。

運用フローセット/運用操作部品を登録する

運用フローセットまたは運用操作部品の登録は、以下の権限を持つ人が行います。

  • 運用フローセット開発者

  • 運用管理者


運用フローセットの開発から運用までの作業手順について、以下に、おもなパターンを示します。

パターン1

標準提供された運用フローセットのテンプレートを利用して、運用フローセットの作成から登録までを運用フローセット開発者と運用管理者が分担して行うパターンです。

No.

作業内容

作業者

備考

1

Interstage BPM Studio for Systemwalkerに、運用フローセットのテンプレートをインポートする

運用フローセット開発者

2

運用操作部品を作成する

標準提供または既存の運用操作部品だけで運用フローが作成できれば本手順は不要

3

運用作業の手順にあわせ、テンプレートをベースに運用フローセットを作成する

4

作成した運用フローセットおよび運用操作部品をエクスポートする

5

エクスポートした運用フローセットおよび運用操作部品を運用管理者に送付し、運用自動化サーバへの登録を依頼する

6

管理者機能を利用して、運用フローセットおよび運用操作部品を運用自動化サーバに登録する

運用管理者

7

運用フローセットの動作を確認する

運用フローセット開発者

8

運用フローセットを公開する

運用管理者

パターン2

標準提供または技術情報サイトから提供された運用フローセットのテンプレートを利用して、運用フローセットの作成から登録までを運用フローセット開発者が行うパターンです。

No.

作業内容

作業者

備考

1

技術情報サイトから運用フローセットのテンプレートをダウンロードする

運用フローセット開発者

標準提供されているものの場合はダウンロードは不要

2

ダウンロードしたテンプレートを、Interstage BPM Studio for Systemwalkerにインポートする

3

運用操作部品を作成する

標準提供または既存の運用操作部品だけで運用フローが作成できれば本手順は不要

4

運用作業の手順にあわせ、テンプレートをベースに運用フローセットを作成する

5

作成した運用フローセットおよび運用操作部品をエクスポートする

6

エクスポートした運用フローセットおよび運用操作部品を、管理者機能を利用して運用自動化サーバへ登録する

7

運用フローセットの動作を確認する

8

運用フローセットを公開する

パターン3

現在、運用中の運用フローセットを利用して、運用フローセットの作成から登録までを行うパターンです。

No.

作業内容

作業者

備考

1

運用自動化サーバから運用フローセットのテンプレートをダウンロードする

運用フローセット開発者

2

ダウンロードしたテンプレートを、Interstage BPM Studio for Systemwalkerにインポートする

3

運用操作部品を作成する

標準提供または既存の運用操作部品だけで運用フローが作成できれば本手順は不要

4

インポートした運用フローセットをベースに運用フローセットを作成する

6

作成した運用フローセットおよび運用操作部品をエクスポートする

5

以降、パターン1のNo.5~8、またはパターン2のNo.6~8の手順を実施する

パターン4

新規に運用フローセットを作成して、運用フローセットの作成から登録までを行うパターンです。

No.

作業内容

作業者

備考

1

運用操作部品を作成する

運用フローセット開発者

標準提供または既存の運用操作部品だけで運用フローが作成できれば本手順は不要

2

運用作業の手順にあわせ、運用フローセットを新規作成する

3

作成した運用フローセットおよび運用操作部品をエクスポートする

4

以降、パターン1のNo.5~8、またはパターン2のNo.6~8の手順を実施する