運用フローセットの開発から運用までの作業のながれを、以下に示します。
本マニュアルでは、設計から開発までの手順について2章以降で説明します。登録以降の手順については、“Systemwalker Runbook Automation 管理ガイド”の“Systemwalker Runbook Automationの操作手順”を参照してください。
設計
運用フローセット開発者が、現在の運用作業手順を分析し、Systemwalker Runbook Automationを使用して自動化する運用作業を決めます。
運用フローセット開発者が、運用作業を自動化する箇所に、適用可能な運用フローセットのテンプレートを探し、運用に合わせてカスタマイズする範囲を決めます。適用可能な運用フローセットが存在しない場合は、新規に作成します。
開発
運用フローセット開発者が、運用フローセット開発コンピュータで運用フローを定義します。
Interstage BPM Studio for Systemwalkerを利用して作成します。
運用フローセット開発者が、運用フローセット開発コンピュータやほかのコンピュータで運用操作部品を開発します。
運用操作部品の開発には、外部のRuby開発環境やテキストエディタが利用できます。
登録
開発した運用フローセット/運用操作部品を実際に利用するためには、運用自動化サーバへの登録が必要です。
運用管理者または運用フローセット開発者が、運用自動化サーバに登録します。
運用
運用管理者または運用フローセット開発者がテスト運用し、動作確認をします。
テスト運用で問題がなければ、運用管理者または運用フローセット開発者が、運用作業を開始できるよう運用フローセットを公開し、運用を開始します。
