Systemwalker Runbook Automationのセットアップを行います。
運用自動化サーバに管理者権限をもったユーザーでログインします。
以下のコマンドを実行して、セットアップを開始します。
[Systemwalker Runbook Automationインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_setup -s |
注意
ご利用OSがWindows Server 2008の場合は、管理者として実行してください。
Systemwalker Runbook Automationセットアップツールが起動されます。
表示された内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
サーバ種別設定を行います。
各設定値を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。
項目名 | 入力値 | |
---|---|---|
構築サーバ種別 | 運用自動化サーバの動作種別を以下から選択します。
| |
高信頼化環境設定 | 共有ディスク | 新規に環境を構築する場合は、共有ディスクとして使用するドライブを選択してください。すでに構築済の環境を使用する場合は、構築済のディスクを選択してください。 |
共有ディスクへデータを構築する | 新規に環境を構築する場合は、チェックしてください。すでに構築済の環境を使用する場合は、チェックする必要はありません。 |
BASEDBシステムの設定を行います。
各設定値を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
BASEDBポート番号 | BASEDBが通信に利用するポート番号を入力します。1~65535の範囲で指定してください。 |
RDB管理情報ディレクトリ | BASEDBのシステムファイルを格納するディレクトリを入力します。100バイト以内で指定してください。必須サイズは"Systemwalker Runbook Automation 解説書"を参照してください。 |
※注:
空白を含むディレクトリを指定することはできません。
データベーステーブル設定を行います。
各設定値を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。また、デフォルトサイズでテーブルを作成する場合は何も変更せずに[次へ]ボタンをクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
保持伝票数 | 起票済み、もしくは処理済みの伝票保有数を入力します。1~9999999の範囲で指定してください。 |
追加するアクティビティ履歴の数 | 伝票ごとに、取戻および差戻などによりアクティビティを複数回遷移する際に確保する履歴数の平均値を指定します。0~9999の範囲で指定してください。 |
運用操作部品の登録数 | 登録する運用操作部品の数を指定します。100~9999までの範囲で指定してください。 デフォルト値:1000 |
入力項目数上限 | 電子フォームに配置する入力項目数を入力します。1~999の範囲で指定してください。 |
データ項目のタグ長上限 | 電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長の上限を入力します。1~999の範囲で指定してください。 |
確認画面が表示されます。
データベーススペース容量を確認し、よろしければ[はい]をクリックします。
再計算が必要であれば、[いいえ]をクリックしてください。
[いいえ]をクリックすると、手順5に戻ります。
BASEDBデータベーススペース格納ディレクトリを設定します。
100バイト以内で指定してください。指定したディレクトリには、手順7でメッセージボックスに表示されたサイズ以上の容量が必要です。
注意
空白を含むディレクトリを指定することはできません。
FLOWDBの設定を行います。
各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
FLOWDBのポート番号 | FLOWDBが通信に利用するポート番号を入力します。 “3.1.5 Interstage BPMの環境構築【Windows】”で作成したFLOWDBのポート番号を変更した場合、それに合わせてください。 |
FLOWDBデータベーススペースサイズ | FLOWDBのデータベーススペースサイズを指定します。3072~2097152の範囲で指定してください |
FLOWDBデータベーススペース格納ディレクトリ | データベーススペースを格納するディレクトリを入力します。100バイト以内で指定してください。 注意 空白を含むディレクトリを指定することはできません。 |
Systemwalker Runbook Automationの環境設定を行います。
各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
ワークフロー格納ディレクトリ | ワークフロー格納ディレクトリを指定します。 注意 空白を含むディレクトリを指定することはできません。 |
メール機能を使用する | メール機能を使用する場合はチェックします。チェックすると、メール設定の入力が可能となります。 SMTP認証や、POP before SMTPなどは使用できません。 なお、ここでチェックをはずした場合でも、セットアップ後にメール送信機能の設定を行うことが可能です。設定方法については、"Systemwalker Runbook Automation 管理ガイド"の"メール送信機能"を参照してください。 |
メールサーバ名 | メールサーバ名を指定します。 注意 メールサーバ名に使用できるのは、半角英数字、「-」(ハイフン)、「.」(ピリオド)、「_」(アンダースコア)、「'」(シングルクォーテーション)のみです。 |
メール送信者名 | 伝票の承認者などへ送られる承認依頼メールの送信者の表示名を指定します。 |
送信元アドレス | 伝票の承認者などへ送られる承認依頼メールの送信元メールアドレスを指定します。 |
ユーザー認証の環境設定を行います。
各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
使用するLDAP | 使用するLDAPを以下から選択します。
|
ホスト名 | LDAPサーバのホスト名を設定します。 上限値:64バイト |
ポート番号 | LDAPサーバのポート番号を設定します。 1~65535の範囲で指定してください。 デフォルト: 389 |
キー名 | ドメイン環境を設定します。以下の書式に従い設定してください。 注意 ドメインが複数階層の場合、カンマ(,)で連結してください。 例:ドメイン名がitcm.comの場合 |
組織単位 | 組織単位名を指定します。以下の書式に従い設定してください。 デフォルト: ou=Groups |
アカウント格納単位 | アカウント格納単位名を指定します。以下の書式に従い設定してください。 デフォルト: ou=People |
運用管理者アカウント | 運用フローを管理する管理者アカウントを設定します。 なお、以下の管理者アカウントは、推奨の管理者アカウントですが、任意に指定することも可能です。
|
設定内容が表示されます。
表示された値に誤りがないことを確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。セットアップが開始されます。
LDAPアクセスアカウントのIDおよびパスワードを入力します。
LDAPアクセスアカウントのIDおよびパスワードを、推奨値(初期値)から変更してLDAPに登録した場合は、以下の入力画面が表示されます。
LDAPに登録したLDAPアクセスアカウントのIDおよびパスワードを指定して、「OK」ボタンをクリックします。
注意
LDAPアクセスアカウントのIDおよびパスワードを正確に指定しているにもかかわらず本画面が出力された場合、または本画面によりLDAPアクセスアカウントのIDとパスワードを正確に指定しているにもかかわらず再度本画面が出力された場合は、使用するLDAPの指定に誤りがあるか、LDAPへの接続に失敗しています。
以下を確認してください。
使用するLDAPの設定(ホスト名、ポート番号、キー名、組織単位、アカウント格納単位)に誤りがないこと
LDAPのサービスが起動していること
LDAPサーバ、および運用自動化サーバがネットワークに接続されていること
LDAPの設定が誤っている場合は、ユーザー認証の環境設定まで戻り、LDAPの情報を再設定してください。
ワークフロー制御アカウントのIDおよびパスワードを入力します。
ワークフロー制御アカウントのIDおよびパスワードを推奨値(初期値)から変更した場合は、以下の入力画面が表示されます。
LDAPに登録したワークフロー制御アカウントのIDおよびパスワードを指定して、「OK」ボタンをクリックします。
注意
ワークフロー制御アカウントのIDおよびパスワードを正確に指定しているにもかかわらず本画面が出力された場合、または本画面によりワークフロー制御アカウントのIDおよびパスワードを正確に指定しているにもかかわらず再度本画面が出力された場合は、使用するLDAPの指定に誤りがあるか、LDAPへの接続に失敗しています。
以下を確認してください。
使用するLDAPの設定(ホスト名、ポート番号、キー名、組織単位、アカウント格納単位)に誤りがないこと
LDAPのサービスが起動していること
LDAPサーバおよび運用自動化サーバがネットワークに接続されていること
LDAPの設定が誤っている場合は、ユーザー認証の環境設定まで戻り、LDAPの情報を再設定してください。
Interstage BPMの管理者アカウントのIDおよびパスワードを入力します。
Interstage BPMの管理者アカウントのIDおよびパスワードを推奨値(初期値)から変更した場合は、以下の入力画面が表示されます。
LDAPに登録したInterstage BPMの管理者アカウントのIDおよびパスワードを指定して、「OK」ボタンをクリックします。
注意
Interstage BPMの管理者アカウントのIDおよびパスワードを正確に指定しているにもかかわらず本画面が出力された場合、または本画面によりInterstage BPMの管理者アカウントのIDおよびパスワードを正確に指定しているにもかかわらず再度本画面が出力された場合は、使用するLDAPの指定に誤りがあるか、LDAPへの接続に失敗しています。
以下を確認してください。
使用するLDAPの設定(ホスト名、ポート番号、キー名、組織単位、アカウント格納単位)に誤りがないこと
LDAPのサービスが起動していること
LDAPサーバおよび運用自動化サーバがネットワークに接続されていること
LDAPの設定が誤っている場合は、ユーザー認証の環境設定まで戻り、LDAPの情報を再設定してください。
セットアップ状況表示画面が表示されます。
セットアップが正常終了した場合、設定内容が表示されます。表示内容を確認して[完了]ボタンをクリックしてください。
注意
セットアップが何らかの原因で失敗した場合は、必ずアンセットアップを実施してください。