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SystemwalkerRunbook Automation V14g 導入ガイド

2.3.1 Windowsへのインストール

Windowsへのインストール方法について説明します。

2.3.1.1 インストール前の注意事項

エージェントをインストールする前の注意事項について説明します。

Systemwalker Operation Managerとの共存について

以下のOSの場合、Systemwalker Operation Manager V13.4とは以下の組み合わせでのみ共存可能です。

【Windows】
  • Windows Server 2008(64-bit)

  • Windows Server 2003 x64 Editions

【組み合わせ】

以下の組み合わせ以外でのインストールは行わないでください。

  • 32bit版のSystemwalker Operation Manager V13.4と共存させる場合

    “Systemwalker Operation Manager Standard Edition メディアパック V13(13.4)”、および“Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition メディアパック V13(13.4)”を利用してインストールされるSystemwalker Operation Managerと共存させる場合は、以下を利用してインストールしてください。

    • Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック


  • 64bit版のSystemwalker Operation Manager V13.4と共存させる場合

    “Systemwalker Operation Manager Standard Edition メディアパック (64bit) V13(13.4)”、および“Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition メディアパック (64bit) V13(13.4)”を利用してインストールされるSystemwalker Operation Managerと共存させる場合は、以下を利用してインストールしてください。

    • Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック(64bit)

Systemwalker製品の停止

インストール前に、以下のSystemwalker製品は停止してください。

また、swncctrl(エージェント制御コマンド)で、エージェントを停止してください。

swncctrl(エージェント制御コマンド)の詳細は、“Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド”の“swncctrl(エージェント制御コマンド)”を参照してください。

2.3.1.2 SMEEのインストール

Systemwalker Runbook Automationのエージェントをインストールする前に、あらかじめCD-ROMに同梱されているセキュア通信ライブラリ(SMEE)をインストールする必要があります。また、SMEEを動作させるためにSecurecryptoライブラリランタイムをインストール必要があります。Securecryptoライブラリランタイムのインストールについては“2.3.1.3 Securecryptoライブラリランタイムのインストール”を参照してください。

  1. SMEEインストール状況の確認

    すでにSMEEがインストールされている場合、以下の手順でインストールされているSMEEのバージョンレベルを確認します。

    • 32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。

      2. [名前]テキストボックスに「regedit」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

      3. 画面の[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Fujitsu]-[Install]-[F3FSSMEE]配下の[VersionLevel]、または[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Wow6432Node]-[Fujitsu]-[Install]-[F3FSSMEE]配下の[VersionLevel]を参照します。

    • 64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。

      2. [名前]テキストボックスに「regedit」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

      3. 画面の[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Fujitsu]-[Install]-[F3FSSMEE]配下の[VersionLevel]を参照します。

  2. 1で確認したバージョンレベルが「V4.0L15」よりも古い場合、またはSMEEがインストールされていない(レジストリキーが存在しない)場合は、以下のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。

    • 32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      • Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.0.0) Disc No. 10/10

    • 64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      • Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック(64bit) (14.0.0) Disc No. 10/10

    ポイント

    すでに必要なバージョンレベルのSMEEがインストールされていた場合、次の“2.3.1.3 Securecryptoライブラリランタイムのインストール”の手順にお進みください。

  3. 「Setup.exe」を起動します。

    • 32bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      • [CD-ROM]-[utilities]-[SMEE]-[x86]にある「Setup.exe」を起動します。

    • 64bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      • [CD-ROM]-[utilities]-[SMEE]-[x64]にある「Setup.exe」を起動します。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    以下の画面が表示されます。[ユーザ名]および[会社名]を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. インストール先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    インストールが開始されます。

  6. [完了]ボタンをクリックします。

2.3.1.3 Securecryptoライブラリランタイムのインストール

本小項では、Securecryptoライブラリランタイムのインストール方法について説明します。

  1. Securecryptoライブラリランタイムのインストール状況の確認

    すでにSecurecryptoライブラリランタイムがインストールされている場合、以下の手順でインストールされているSecurecryptoライブラリランタイムのバージョンレベルを確認します。

    • 32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。

      2. [名前]テキストボックスに「regedit」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

      3. 画面の[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Fujitsu]-[Install]-[Securecrypto Library R]配下の[VersionLevel]、または[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Wow6432Node]-[Fujitsu]-[Install]-[Securecrypto Library R]配下の[VersionLevel]を参照します。

    • 64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。

      2. [名前]テキストボックスに「regedit」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

      3. 画面の[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Fujitsu]-[Install]-[Securecrypto Library R]配下の[VersionLevel]を参照します。

  2. 1で確認したバージョンレベルが「V2.0L14」よりも古い場合、またはSecurecryptoライブラリランタイムがインストールされていない(レジストリキーが存在しない)場合は、以下のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。

    • 32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      • Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.0.0) Disc No. 10/10

    • 64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      • Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック(64bit) (14.0.0) Disc No. 10/10

    ポイント

    すでに必要なバージョンレベルのSecurecryptoライブラリランタイムがインストールされていた場合、次の“Systemwalker Runbook Automationのインストール”の手順にお進みください。

  3. [CD-ROM]-[utilities]-[SecurecryptoLibraryR]-[x86]にある「Setup.exe」を起動します。

    • 32bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      • [CD-ROM]-[utilities]-[SecurecryptoLibraryR]-[x86]にある「Setup.exe」を起動します。

    • 64bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合

      • [CD-ROM]-[utilities]-[SecurecryptoLibraryR]-[x64]にある「Setup.exe」を起動します。

    [ようこそ]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    以下の画面が表示されます。[ユーザ名]および[会社名]を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. インストール先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    インストールが開始されます。

  6. [完了]ボタンをクリックします。

2.3.1.4 Systemwalker Runbook Automationのインストール

連携サーバ、中継サーバに、Systemwalker Runbook Automationのエージェントをインストールする手順について説明します。

  1. 以下のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。

    • 32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用する場合

      • Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.0.0) Disc No. 10/10

    • 64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用する場合

      • Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック(64bit) (14.0.0) Disc No. 10/10

    ⇒以下の画面が表示されます。表示されない場合は、CD-ROMドライブの-「swsetup.exe」を起動します。

  2. 「インストール」を選択します。

    [ようこそ]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [次へ]ボタンをクリックします。

    [インストール先の選択]ダイアログボックスが表示されます。

    注意

    • インストール先ディレクトリにはNTFS形式のディスクを指定してください。

    • インストール先のパス長は最大58バイトです。

    • 必ず新規のディレクトリを指定してください。

    • 「\\」で開始するパス、および相対パス表記での指定はできません。

    • ディレクトリ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。

  4. インストール先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    [CMDBエージェントインストール情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。

  5. エージェントのホスト名を指定します。

    ホスト名はエージェントのホスト名をデフォルト表示します。表示されたホスト名がマネージャからアクセスできない場合は、アクセスすることができるホスト名を設定してください。

    注意

    指定するエージェントのホスト名は、マネージャからアクセスできる必要があります。ファイアウォール機能等を使用している場合は、通信を許可するようにしてください。

  6. [次へ]ボタンをクリックします。

    [CMDBマネージャインストール情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。

    マネージャのホスト名とポート番号を指定します。ポート番号については、通常は、デフォルト値を使用してください。

  7. [次へ]ボタンをクリックします。

    [インストールの確認]ダイアログボックスが表示されます。

  8. [インストール情報の確認]画面で、入力した内容を確認し、正しければ[次へ]ボタンをクリックします。インストールが実行されます。

  9. [完了]ボタンをクリックします。