Windowsへのインストール方法について説明します。
エージェントをインストールする前の注意事項について説明します。
Systemwalker Operation Managerとの共存について
以下のOSの場合、Systemwalker Operation Manager V13.4とは以下の組み合わせでのみ共存可能です。
Windows Server 2008(64-bit)
Windows Server 2003 x64 Editions
以下の組み合わせ以外でのインストールは行わないでください。
32bit版のSystemwalker Operation Manager V13.4と共存させる場合
“Systemwalker Operation Manager Standard Edition メディアパック V13(13.4)”、および“Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition メディアパック V13(13.4)”を利用してインストールされるSystemwalker Operation Managerと共存させる場合は、以下を利用してインストールしてください。
Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック
64bit版のSystemwalker Operation Manager V13.4と共存させる場合
“Systemwalker Operation Manager Standard Edition メディアパック (64bit) V13(13.4)”、および“Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition メディアパック (64bit) V13(13.4)”を利用してインストールされるSystemwalker Operation Managerと共存させる場合は、以下を利用してインストールしてください。
Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック(64bit)
Systemwalker製品の停止
インストール前に、以下のSystemwalker製品は停止してください。
Systemwalker Operation Manager V13.4.0
Systemwalker IT Change Manager V14g
また、swncctrl(エージェント制御コマンド)で、エージェントを停止してください。
swncctrl(エージェント制御コマンド)の詳細は、“Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド”の“swncctrl(エージェント制御コマンド)”を参照してください。
Systemwalker Runbook Automationのエージェントをインストールする前に、あらかじめCD-ROMに同梱されているセキュア通信ライブラリ(SMEE)をインストールする必要があります。また、SMEEを動作させるためにSecurecryptoライブラリランタイムをインストール必要があります。Securecryptoライブラリランタイムのインストールについては“2.3.1.3 Securecryptoライブラリランタイムのインストール”を参照してください。
SMEEインストール状況の確認
すでにSMEEがインストールされている場合、以下の手順でインストールされているSMEEのバージョンレベルを確認します。
32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。
[名前]テキストボックスに「regedit」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
画面の[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Fujitsu]-[Install]-[F3FSSMEE]配下の[VersionLevel]、または[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Wow6432Node]-[Fujitsu]-[Install]-[F3FSSMEE]配下の[VersionLevel]を参照します。
64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。
[名前]テキストボックスに「regedit」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
画面の[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Fujitsu]-[Install]-[F3FSSMEE]配下の[VersionLevel]を参照します。
1で確認したバージョンレベルが「V4.0L15」よりも古い場合、またはSMEEがインストールされていない(レジストリキーが存在しない)場合は、以下のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。
32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.0.0) Disc No. 10/10
64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック(64bit) (14.0.0) Disc No. 10/10
ポイント
すでに必要なバージョンレベルのSMEEがインストールされていた場合、次の“2.3.1.3 Securecryptoライブラリランタイムのインストール”の手順にお進みください。
「Setup.exe」を起動します。
32bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
[CD-ROM]-[utilities]-[SMEE]-[x86]にある「Setup.exe」を起動します。
64bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
[CD-ROM]-[utilities]-[SMEE]-[x64]にある「Setup.exe」を起動します。
[次へ]ボタンをクリックします。
以下の画面が表示されます。[ユーザ名]および[会社名]を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
インストール先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
インストールが開始されます。
[完了]ボタンをクリックします。
本小項では、Securecryptoライブラリランタイムのインストール方法について説明します。
Securecryptoライブラリランタイムのインストール状況の確認
すでにSecurecryptoライブラリランタイムがインストールされている場合、以下の手順でインストールされているSecurecryptoライブラリランタイムのバージョンレベルを確認します。
32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。
[名前]テキストボックスに「regedit」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
画面の[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Fujitsu]-[Install]-[Securecrypto Library R]配下の[VersionLevel]、または[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Wow6432Node]-[Fujitsu]-[Install]-[Securecrypto Library R]配下の[VersionLevel]を参照します。
64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。
[名前]テキストボックスに「regedit」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
画面の[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Fujitsu]-[Install]-[Securecrypto Library R]配下の[VersionLevel]を参照します。
1で確認したバージョンレベルが「V2.0L14」よりも古い場合、またはSecurecryptoライブラリランタイムがインストールされていない(レジストリキーが存在しない)場合は、以下のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。
32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.0.0) Disc No. 10/10
64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック(64bit) (14.0.0) Disc No. 10/10
ポイント
すでに必要なバージョンレベルのSecurecryptoライブラリランタイムがインストールされていた場合、次の“Systemwalker Runbook Automationのインストール”の手順にお進みください。
[CD-ROM]-[utilities]-[SecurecryptoLibraryR]-[x86]にある「Setup.exe」を起動します。
32bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
[CD-ROM]-[utilities]-[SecurecryptoLibraryR]-[x86]にある「Setup.exe」を起動します。
64bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用している場合
[CD-ROM]-[utilities]-[SecurecryptoLibraryR]-[x64]にある「Setup.exe」を起動します。
[ようこそ]ダイアログボックスが表示されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
以下の画面が表示されます。[ユーザ名]および[会社名]を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
インストール先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
インストールが開始されます。
[完了]ボタンをクリックします。
連携サーバ、中継サーバに、Systemwalker Runbook Automationのエージェントをインストールする手順について説明します。
以下のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。
32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用する場合
Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.0.0) Disc No. 10/10
64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用する場合
Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック(64bit) (14.0.0) Disc No. 10/10
⇒以下の画面が表示されます。表示されない場合は、CD-ROMドライブの-「swsetup.exe」を起動します。
「インストール」を選択します。
[ようこそ]ダイアログボックスが表示されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
[インストール先の選択]ダイアログボックスが表示されます。
注意
インストール先ディレクトリにはNTFS形式のディスクを指定してください。
インストール先のパス長は最大58バイトです。
必ず新規のディレクトリを指定してください。
「\\」で開始するパス、および相対パス表記での指定はできません。
ディレクトリ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。
インストール先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
[CMDBエージェントインストール情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。
エージェントのホスト名を指定します。
ホスト名はエージェントのホスト名をデフォルト表示します。表示されたホスト名がマネージャからアクセスできない場合は、アクセスすることができるホスト名を設定してください。
注意
指定するエージェントのホスト名は、マネージャからアクセスできる必要があります。ファイアウォール機能等を使用している場合は、通信を許可するようにしてください。
[次へ]ボタンをクリックします。
[CMDBマネージャインストール情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。
マネージャのホスト名とポート番号を指定します。ポート番号については、通常は、デフォルト値を使用してください。
[次へ]ボタンをクリックします。
[インストールの確認]ダイアログボックスが表示されます。
[インストール情報の確認]画面で、入力した内容を確認し、正しければ[次へ]ボタンをクリックします。インストールが実行されます。
[完了]ボタンをクリックします。