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SystemwalkerRunbook Automation V14g 導入ガイド

1.2 運用の設計

以下の項目について、運用に合わせた設計を行います。

システム構成の決定

Systemwalker Runbook Automationを導入する環境を考慮し、システム構成を検討します。システム構成については、"Systemwalker Runbook Automation 解説書"の"システム構成"を参照してください。

システム構成内の各サーバ、およびコンピュータには、それぞれ導入作業として以下を実施します。

運用自動化サーバ

“運用自動化サーバ”をインストールし、セットアップを実施します。

運用フローセット開発コンピュータ

“フロー作成ツール”をインストールし、Webブラウザの設定を実施します。

連携サーバ/中継サーバ

“エージェント”をインストールし、セットアップを実施します。

業務サーバ

構成情報の取得方法、使用する運用操作部品にあわせてセットアップを実施します。

Webコンソール

Webブラウザを導入します。

運用モデルの設計

運用モデルの設計は以下の手順で行います。

  1. Systemwalker Runbook Automationを利用するユーザー数、および伝票数を設計します。

  2. Systemwalker Runbook Automationが想定する以下のモデルと比較し、保有伝票数および一定期間の伝票処理数に応じて、処理終了後の伝票を削除する契機などの保守設計を実施します。

    想定規模

    項目

    登録ユーザー数

    300人

    ログインユーザー数

    30人

    同時多重処理数

    20多重

    1伝票あたりのUIアクティビティ履歴数

    30個

    1伝票あたりの添付ファイル数

    10ファイル

    1伝票あたりの伝票フォームサイズ

    110KB

    注意

    上記想定規模はご利用のハード環境により変動します。

必要なディスク容量の見積もり

【Windows】

"Systemwalker Runbook Automation 解説書"の"ディスク容量"を参考にして必要なディスク容量を見積もり、ファイルシステムを用意します。

メール送信機能の利用

伝票の起票、承認などのアクションが発生した場合、利用者個人宛てにメールで知らせることができます。メール送信機能の詳細は、"Systemwalker Runbook Automation 管理ガイド"を参照してください。

ユーザー追加の計画

Systemwalker Runbook Automationを導入する場合は、あらかじめ以下のユーザーを追加する必要があります。