システム構成の決定
Systemwalker Runbook Automationを導入する環境を考慮し、システム構成を検討します。システム構成については、"Systemwalker Runbook Automation 解説書"の"システム構成"を参照してください。
システム構成内の各サーバ、およびコンピュータには、それぞれ導入作業として以下を実施します。
“運用自動化サーバ”をインストールし、セットアップを実施します。
“フロー作成ツール”をインストールし、Webブラウザの設定を実施します。
“エージェント”をインストールし、セットアップを実施します。
構成情報の取得方法、使用する運用操作部品にあわせてセットアップを実施します。
Webブラウザを導入します。
運用モデルの設計
運用モデルの設計は以下の手順で行います。
Systemwalker Runbook Automationを利用するユーザー数、および伝票数を設計します。
Systemwalker Runbook Automationが想定する以下のモデルと比較し、保有伝票数および一定期間の伝票処理数に応じて、処理終了後の伝票を削除する契機などの保守設計を実施します。
想定規模
項目 | 値 |
---|---|
登録ユーザー数 | 300人 |
ログインユーザー数 | 30人 |
同時多重処理数 | 20多重 |
1伝票あたりのUIアクティビティ履歴数 | 30個 |
1伝票あたりの添付ファイル数 | 10ファイル |
1伝票あたりの伝票フォームサイズ | 110KB |
注意
上記想定規模はご利用のハード環境により変動します。
必要なディスク容量の見積もり
【Windows】
"Systemwalker Runbook Automation 解説書"の"ディスク容量"を参考にして必要なディスク容量を見積もり、ファイルシステムを用意します。
メール送信機能の利用
伝票の起票、承認などのアクションが発生した場合、利用者個人宛てにメールで知らせることができます。メール送信機能の詳細は、"Systemwalker Runbook Automation 管理ガイド"を参照してください。
ユーザー追加の計画
Systemwalker Runbook Automationを導入する場合は、あらかじめ以下のユーザーを追加する必要があります。
導入時に必要なユーザー
Systemwalker Runbook Automationが導入時に必要とするユーザーは以下のとおりです。
Systemwalker Runbook Automationが内部で利用するユーザー
Systemwalker Runbook Automationの導入時の動作確認で利用するユーザー
導入時に必要なユーザーの追加については、"3.1.4 LDAPへのユーザーの登録"を参照してください。
運用でSystemwalker Runbook Automationを利用するユーザー
導入後には、運用でSystemwalker Runbook Automationを利用するユーザーの登録が必要となります。
登録するユーザーには、以下を利用することができます。
新たに追加したユーザー
LDAPに登録済みのユーザー
Systemwalker Runbook Automationへのユーザーの登録については、"Systemwalker Runbook Automation 管理ガイド"の"ユーザー定義管理"を参照してください。