以下に、Systemwalker Runbook Automationのシステム構成例を示します。
ITシステムや人の作業を自動化するための運用フローセットの実行と実行結果などの管理を行うサーバです。
Systemwalker Runbook Automationのマネージャをインストールしてください。
運用自動化サーバは、Windows環境にインストールすることが可能です。
運用自動化サーバは、クラスタシステムにより高信頼化することができます。
運用自動化サーバは、専用のサーバで運用することを推奨します。
ICTシステムを自動化するために、運用フローセット開発者が運用フローセットを開発するためのコンピュータです。
Windows環境(クライアントOS)に、運用フローセットの開発環境として利用するInterstage BPM Studio for Systemwalkerをインストールします。
Systemwalker Runbook Automationの連携製品(Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバなど)が動作するサーバです。
Systemwalker Runbook Automationは、連携製品のマネージャを操作します。
運用フローセットの実行により、運用自動化サーバ(Systemwalker Runbook Automation)から実際の操作が行われるサーバです。また、Systemwalker Runbook Automationのエージェントをインストールすることにより、連携可能なミドルウェアの詳細な構成情報を運用自動化サーバへ通知することができます。
操作対象となる業務サーバに連携可能製品がインストールされていない場合、Systemwalker Runbook Automationのエージェントをインストールする必要はありません。
通常の操作対象となる業務サーバには、運用自動化サーバからSSHやHTTPなど必要な通信が行えるよう、SSHサーバ機能やHTTPサーバ機能などをSystemwalker Runbook Automationとは別にインストールします。
運用自動化サーバの下に配置するサーバです。運用自動化サーバ自身で構成情報を収集する場合に、情報収集の負荷を分散できます。大規模なシステムの場合は、中継サーバの配置を推奨します(目安としては、管理対象の業務サーバが300台を超える場合です)。
なお、構成情報の収集時には中継サーバを経由しますが、業務サーバへの制御においては本サーバを経由しません。
オペレータが運用フローセットの実行や実行状況の確認を行うためのコンピュータです。
Windows環境に、Internet ExplorerなどのWebブラウザをあらかじめ準備しておきます。