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ServerView Resource Coordinator VE 運用ガイド

D.3 イメージファイルの復元

注意

  • マネージャに登録されていない管理対象サーバのシステムイメージは、復元しないでください。

  • 以下のハードウェア条件を満たしていない管理対象サーバのイメージファイルは、復元しないでください。

    • 管理対象サーバの機種・モデル・マザーボード・CPUが同じであること。

    • オプションカードとその搭載位置など、ハードウェア構成が同じであること。

    • 「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「3.5 サーバ環境の設定」の「管理対象サーバのBIOS設定」に従って同じBIOS設定がされていること。

    • LAN、SANの接続が同じ冗長化方式、冗長パス数で、同一のネットワーク装置やストレージ装置にアクセスできること。

  • マネージャが管理するイメージファイルの世代数は、最大3世代です。最大世代数以上のイメージファイルを復元しないでください。

  1. 事前確認

    RCコンソールのイメージ一覧に表示されるシステムイメージとクローニングマスタを確認します。

  2. イメージファイルの削除

    必要に応じてシステムイメージとクローニングマスタを削除します。
    復元によって、管理対象サーバごとに保持できる最大世代数を超えないように、事前にRCコンソールから不要なシステムイメージとクローニングマスタを削除してください。

  3. マネージャの停止

    マネージャを停止します。
    マネージャの停止については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「5.1 マネージャ」を参照してください。

    注意

    「マネージャ本体」、「イメージファイルの採取・配付とサーバ起動制御」の両方のサービスが停止しているか確認してください。

  4. イメージファイルの復元

    退避していたリソースフォルダを、フォルダごとイメージファイル格納フォルダの配下にコピーします。

    注意

    退避した時点のリソースフォルダ名のままでイメージファイル格納フォルダの配下にコピーしてください。
    ただし、同一世代のリソースフォルダが存在する場合は、リソースフォルダの世代部分を"1~最も大きい世代+1"の範囲で重複しない整数に変更してください。

  5. マネージャの起動

    マネージャを起動します。
    マネージャの起動については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「5.1 マネージャ」を参照してください。

    注意

    「マネージャ本体」、「イメージファイルの採取・配付とサーバ起動制御」の両方のサービスが起動しているか確認してください。

  6. 事後確認

    1. RCコンソールで[イメージ一覧]タブを選択します。

    2. 復元したシステムイメージとクローニングマスタが表示されているか確認してください。