テープに格納されたバックアップデータの履歴を指定してリストアをします。
Storageサーバでの前後処理は行わずに、リストアを実施します。
Symfowareの業務ボリュームのリストアでは、リカバリ制御ファイルもテープサーバ上にリストアします。ただし、アーカイブログの適用は行いませんので、テープリストアコマンド実行後に、Storageサーバ上で、Symfoware のrdbmrrcvコマンドを実行して適用する必要があります。その際、テープサーバ上にリストアされたリカバリ制御ファイルをStorageサーバに転送しておく必要があります。
コマンドの詳細については、「14.4.4 tborestore(テープリストア実行コマンド)」を参照してください。
注意
tborestoreは、Storageサーバが停止しているかどうかの確認をしません。Storageサーバ上で前後処理を行うことなく、直接業務ボリュームにデータをリストアします。このため、Storageサーバで業務を行っている最中にリストアを実施した場合、リストアデータの保証はできません。Storageサーバが停止していること、もしくは、リストア先ボリュームへのアクセスを行っていないことを確認した上で、実行してください。