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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 運用手引書テープバックアップ連携編

5.5.1 ETERNUS ディスクアレイの追加

現在のETERNUS ディスクアレイの環境に、ETERNUS ディスクアレイを追加した場合、以下の手順で設定情報を変更します。以下の手順はすべてテープサーバ上で行います。

  1. 追加したETERNUS ディスクアレイに対するアクセスパスのパーティションを作成します。詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「アクセスパスのパーティションの作成」を参照してください。

  2. /etc/opt/FJSVswstm/conf/devpath.confファイルを編集して、追加したETERNUS ディスクアレイのアクセスパスを追加します。詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「アクセスパス定義ファイルの設定」を参照してください。

  3. 14.4.1 tbochkconf(テープサーバ定義ファイルチェックコマンド)を実行します。

  4. ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS2000、ETERNUS3000、ETERNUS4000を追加した場合は、テープサーバに導入しているマルチパスドライバによって、以下の手順を行います。

    [ETERNUSマルチパスドライバを導入している場合]

    追加したETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS2000、ETERNUS3000、ETERNUS4000のIPアドレスを指定して、「14.4.13 tbogetoluinfo(ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS2000、ETERNUS3000、ETERNUS4000の情報取得コマンド)」を実行します。

    # /opt/FJSVswstm/bin/tbogetoluinfo -l 200.30.40.30
    200.30.40.30 completed. [total olu = 100]
    The configuration file of CM information was update.
    #

    [GRマルチパスドライバを導入している場合]

    1. 追加したETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS2000、ETERNUS3000、ETERNUS4000のIPアドレスを指定して、「14.4.13 tbogetoluinfo(ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS2000、ETERNUS3000、ETERNUS4000の情報取得コマンド)」を実行します。

      # /opt/FJSVswstm/bin/tbogetoluinfo -l 200.30.40.30
      200.30.40.30 completed. [total olu = 100]
      /var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.conf was update.
      #
    2. 以下のコマンドを実行して、GRマルチパスドライバへ情報を読み込ませます。

      なお、テープサーバにETERNUSマルチパスドライバが導入されている場合は、実行する必要はありません。

      # mplbconfig -q
      #

      注意

      本コマンドは、RAID装置がマイグレーション処理中に実行しないでください。