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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 運用手引書テープバックアップ連携編

第4章 運用開始前にテープサーバ上で行う設定

本章では、AdvancedCopy Managerテープバックアップ運用を開始するために必要なテープサーバ上で行う設定について説明します。

設定は全てdsmadmc(TSM管理クライアントコマンド)を起動した後に行う作業です。
"tsm>"プロンプトが表示されている場合は、dsmadmc(TSM管理クライアントコマンド)起動後に操作を行ってください。
以下に、TSM管理クライアントコマンドの起動と停止方法を説明します。

  1. TSM管理クライアントコマンドの起動

    1. ディレクトリを移動します。

      # cd /opt/tivoli/tsm/client/ba/bin
    2. dsmadmc(TSM管理クライアントコマンド)を実行します。

      # ./dsmadmc
      IBM Tivoli Storage Manager
      コマンド行管理インターフェース - バージョン 5、リリース 5、レベル 2.0
      (c) Copyright by IBM Corporation and other(s) 1990, 2009. All Rights Reserved.
      
      ユーザー ID の入力:  admin
      
      パスワードの入力  :
      
      セッションの確立、サーバー:TAPESERVER1: Solaris SPARC
        サーバーのバージョン 5、リリース 5、レベル 2.0
        サーバー日付/時刻 : 04/02/2009 13:12:41  最終アクセス : 04/02/2009 11:50:46
      
      
      tsm: TAPESERVER1>
    3. 「ユーザーIDの入力」にはTSMの管理者IDを入力しリターンキーを押します。

    4. 「パスワードの入力」にはTSMの管理者パスワードを入力しリターンキーを押します。

    ポイント

    本手順はテープサーバが起動している必要があります。TSM管理クライアントコマンドの起動が失敗した場合は、テープサーバを起動してください。

  2. TSM管理クライアントコマンドの停止

    “tsm>”プロンプトで"quit"を入力して、dsmadmc(TSM管理クライアントコマンド)を停止します。

    tsm> quit