ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 GUI使用手引書

4.3.6 初期コピースキップ処理

複製元と複製先のボリューム間の回線が容量不足のため初期コピーが実行できない場合、初期コピースキップ機能を使用します。
本機能は同期処理開始時にRECセッションが設定されますが、データは複製されずに即時に複製確立状態となります。

複製元ボリュームと複製先ボリューム間のデータ等価が保証されている場合や他の方法(テープなど)により、データのコピーを行う場合に使用できます。

次の手順に従って初期コピースキップ処理を実行します。

  1. 対象となるレプリケーショングループまたはボリュームペアを選択後、右クリックしてコンテキストメニューから[初期コピースキップ機能によるRECの開始]を選択します。

  2. 必要に応じて、オプションを設定します。

    高度なオプション

    [高度なオプション]をクリックし、ダイアログを拡張することにより、上記以外の詳細なオプションが指定できるようになります。

    オプションに関する詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「各種コマンド」を参照してください。

  3. [OK]ボタンをクリックすると、初期コピースキップ処理が開始されます。