名前
stgxfwcmsetmode -情報取得モードの設定と表示
形式
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmsetmode -udev {on | off | disp} /opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmsetmode -udev_gds {on | off | disp}
機能説明
サーバで取得する情報の取得モードを設定します。また、現在設定されている取得モードを表示します。
オプション
通常デバイスについて、udevで生成されたデバイスを使用するかを設定します。指定できる値は以下のとおりです。
on:udevで生成されたデバイスを使用します。
off:udevで生成されたデバイスを使用しません。
disp:udevで生成されたデバイスの使用可否の設定状況を確認します。
udev:on udevで生成されたデバイスを使用します。
udev:off udevで生成されたデバイスを使用しません。
PRIMECLUSTER GDSのSDXオブジェクト(スライス単位の運用時のみ)について、udevで生成されたデバイスを使用するかを設定します。指定できる値は以下のとおりです。
on:udevで生成されたデバイスを使用します。
off:udevで生成されたデバイスを使用しません。
disp:udevで生成されたデバイスの使用可否の設定状況を確認します。
udev:on udevで生成されたデバイスを使用します。
udev:off udevで生成されたデバイスを使用しません。
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
使用例
udevで生成されたデバイスを使用しないように設定します。
# /opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmsetmode -udev off stgxfwcmsetmode completed (SWSTGNODE=nodemgr) #
udevで生成されたデバイスの使用可否の設定状況を確認します。
# /opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmsetmode -udev disp udev : on (SWSTGNODE=null) #
注意事項
管理しているデバイス情報が存在している状態で、本コマンドを使用して設定を変更した場合、その後のデバイス情報取得/反映時に、デバイス情報が変更されたと通知される可能性があります。そのため、設定を変更する前に、バックアップ管理やレプリケーション管理の定義情報を削除しておく必要があります。
Symfowareと連携したバックアップ運用において、Symfowareのデータベーススペースの定義時にudev名を意識して利用する場合には、“udevで生成されたデバイスを使用しない”の設定はしないでください。設定に誤りがあると、Symfoware関連情報を正しく取得できなくなる可能性があります。
udevパッケージが導入されていない環境で実行した場合には、本コマンドはエラーとなります。