インターネット環境などで、ManagerとAgent間の通信が制限される場合は、上図に示すように、Push方式の代わりにPull方式に変更することができます。
Pull方式で通信する場合は、以下のいずれかの方法で、Agent側にHTTP環境が必要になります。
本製品の提供機能を利用
本製品のAgentが標準提供するthttpdサービスを利用する方法です。本サービスのポート番号は、任意の番号に設定することができます(デフォルトは23440)。
注意
thttpdサービスはデフォルトでは起動していないため、Pull方式で通信を行う場合は起動が必要です。
一般的なhttpサービスを利用
Apacheなどの一般的なhttpサービスを使い、本製品専用のエイリアスを定義して利用する方法です。
注意
Pull方式での通信では、Manager駆動による定期的な通信(約10分間隔)になるため、モニタ画面に情報が表示されるまでに、最大で20分程度かかることがあります。
参照
Pull型通信の詳細については、「第2章 製品アーキテクチャ」を参照してください。
HTTP通信環境の詳細については、「第16章 HTTP通信環境のセットアップ」を参照してください。