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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.2 ユーザーズガイド仮想ストレージ管理編

B.3.1 setvscetrclvlコマンド

名前

setvscetrclvl - VSCエンジンのトレースレベルの設定


形式

[Solaris OS/Linux OS]

VS900モデル200
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd setvscetrclvl -s switch-name -c trace-level
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd setvscetrclvl -h
VS900モデル200以外
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd setvscetrclvl -s "switch-name(host-name)" -c trace-level
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd setvscetrclvl -h

[Windows OS]

VS900モデル200
$INS_DIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\vscmcmd.exe setvscetrclvl -s switch-name -c trace-level
$INS_DIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\vscmcmd.exe setvscetrclvl -h
VS900モデル200以外
$INS_DIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\vscmcmd.exe setvscetrclvl -s "switch-name(host-name)" -c trace-level
$INS_DIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\vscmcmd.exe setvscetrclvl -h

($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

機能説明

VSCエンジンの障害調査時に使用するトレースの出力レベルを設定します。本コマンドの実行は、技術員(CE または SE)の指示に従ってください。

本コマンドは、OSの管理者(administrator 権限、root権限)で実行します。


オプション

-s switch-name または "switch-name(host-name)"

トレースレベルを設定する仮想化スイッチの名前を指定します。

VS900モデル200の場合は、仮想化スイッチ名を指定します。

VS900モデル200以外の場合は、仮想化スイッチ名(ホスト名)をダブルコーテーションで括って指定します。

-c trace-level

トレースレベルを設定します。

トレースレベルと出力される内容との関係は以下のとおりです。
0: エラー情報
1: エラー情報、警告情報、通知情報
2: エラー情報、警告情報、通知情報、プログラム情報

-h

コマンドの使用方法を表示します。


使用

VS900モデル200の仮想化スイッチ名(vsce1) のトレースレベルを、2 に設定します。

# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd setvscetrclvl -s vsce1 -c 2
Command terminated normally.

VS900モデル200以外の仮想化スイッチ名(switch001)、ホスト名(vsce1)のトレースレベルを、2 に設定します。

# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd setvscetrclvl -s "switch001(vsce1)" -c 2
Command terminated normally.

終了ステータス

0: トレースレベルの設定が正常終了しました。

1: トレースレベルの設定が異常終了しました。


関連項目

B.3.3 getvswコマンド


注意事項

原因究明用の資料採取は、富士通技術員(CE/SE)が実施します。富士通技術員(CE/SE)に連絡してください。富士通技術員(CE/SE)が資料を採取した後は、速やかにトレースレベルを 0 に戻してください。