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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.2 ユーザーズガイド仮想ストレージ管理編

5.1.9 VS900管理領域

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのレプリケーションのサスペンド・レジューム機能を使用する場合、事前にVS900管理領域を作成する必要があります。

VS900管理領域は、各スイッチグループに最低1つ作成する必要があります。

VS900管理領域を作成する方法、VS900管理領域の情報を表示する方法について説明します。


5.1.9.1 VS900管理領域の作成

  1. 「VS900管理領域作成」ダイアログを起動します。

    • 構成情報ツリー領域の[仮想ストレージプール]を選択し、[操作]-[VS900管理領域] -[作成]を選択

  2. 「VS900管理領域作成」ダイアログが表示されます。

  3. CAポート一覧が表示されます。VS900管理領域を作成したいCAポートを選択(複数選択可能)し、<OK>ボタンを選択します。

    • <全て選択>ボタンを選択すると、すべてのCAポートが選択できます。CAポートがすべて選択されている場合、<クリア>ボタンを選択するとすべてのCAポートの選択が解除できます。

    • VS900モデル300、バーチャリゼーションブレードの場合は、スイッチ装置名の表示が、“仮想化スイッチ名(ホスト名)”で表示されます。

  4. VS900管理領域の作成に成功した場合は、「VS900管理領域作成」メッセージダイアログが表示されます。
    作成に失敗した場合は、「VS900管理領域作成」エラーダイアログが表示されます。表示されているCAポートを選択すると、作成に失敗したVS900管理領域のエラー詳細情報が参照できます。VS900管理領域の作成に失敗した原因を確認後、<閉じる>ボタンを選択します。

    以上で、VS900管理領域が作成されます。


5.1.9.2 VS900管理領域の表示

  1. 「VS900管理領域表示」ダイアログを起動します。

    • 構成情報ツリー領域の[仮想ストレージプール]を選択し、[操作]-[VS900管理領域] -[表示]を選択します。

  2. 「VS900管理領域表示」ダイアログが表示され、VS900管理領域一覧が表示されます。

    表5.1 「VS900管理領域一覧」ダイアログの表示情報

    項目

    内容

    ディスク装置名

    ストレージ装置名

    プロダクトID

    ディスク装置のプロダクトID(デフォルトは非表示)

    シリアル番号

    ディスク装置のシリアル番号(デフォルトは非表示)

    CAポート(WWPN)

    ストレージ装置のCAポート(WWPN)

    スイッチ装置名

    ストレージ装置のCAポートと接続されている仮想化スイッチの名称

    VS900モデル300、バーチャリゼーションブレードの場合は、スイッチ装置名の表示が、“仮想化スイッチ名(ホスト名)”で表示されます。

    グループID

    ストレージ装置のCAポートと接続されている仮想化スイッチのグループID

    LogicalVolume

    VS900管理領域が作成されている実ディスクのディスク装置内番号

    実ディスク名

    VS900管理領域が作成されている実ディスク名

    容量(MB)

    VS900管理領域の容量