ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのコピーにおいて、特定の仮想筐体の配下にある仮想ディスク同士でだけコピーを実施できるようにする機能です。
仮想筐体をグループ化することで、グループ化した仮想筐体の配下にある仮想ディスク同士でだけコピーを実施することができます。
ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのコピーのセキュリティ対象となる仮想筐体をグループ化したものを、コピーセキュリティグループと呼びます。
注意
コピーセキュリティ機能が使用できるのは、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのコピーだけです。
VSCのマイグレーション機能、レプリケーション機能は適用されません。
以下の図を例に説明します。
仮想筐体A、仮想筐体B、仮想筐体C、仮想筐体Dと4つの仮想筐体があります。
それぞれの仮想筐体には、仮想ディスクが存在します。
コピーセキュリティグループAには、仮想筐体Aと仮想筐体Bが登録されています。
仮想筐体Cには、コピーセキュリティグループAが登録されています。
コピーセキュリティグループAに登録されている仮想筐体Aと仮想筐体Bに存在する仮想ディスクA、仮想ディスクBと仮想筐体Cの仮想ディスクCは、コピーが可能です。
しかし、コピーセキュリティグループAに登録されている仮想筐体Aと仮想筐体Bに存在する仮想ディスクA、仮想ディスクBと仮想筐体Dにある仮想ディスクCは、コピーが不可能です。