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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.2 ユーザーズガイド仮想ストレージ管理編

2.2.3 仮想化の対象にする実ディスク

仮想化の対象にする実ディスクは、仮想化スイッチとディスク装置間のゾーニング設定が必要です。


仮想化スイッチとディスク装置間のゾーニング設定

仮想化の対象にする実ディスクは、仮想ストレージ機能だけからアクセス可能な状態にして、業務サーバから直接アクセスできないように保護する必要があります。このため、仮想化スイッチとディスク装置(チャネルアダプタ)間をゾーニング設定します。

各仮想化スイッチには、ディスク装置とデータのやり取りを行う機構(“仮想イニシエータ”と呼びます)が複数個装備されています。論理的には、業務サーバのホストバスアダプタ(HBA)に相当し、WWPNが付与されています。仮想化スイッチとディスク装置間のゾーニング設定には、仮想イニシエータのWWPNを使用します。