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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

13.8 cmmakecsrコマンド

記述形式

cmmakecsr [-ed Environment-directory] -sd Slot-directory -tl TokenLabel
-of OutFile [-f {TEXT|NOHEAD|V2} ] [-c Country] [-cn CommonName]
[-o Organization] [-ou OrganizationUnit] [-ea EMailAddress]
[-t Title] [-tel Phone] [-l Locality] [-s State] [-sa {SHA1|MD5} ]
{ -kl KeyLabel | [-kt RSA] [-kb {512|768|1024|2048} ] } [-p UserPIN]

機能説明

cmmakecsrコマンドは、指定された情報を持つ証明書申請情報を作成し、ファイルに出力します。鍵ペアを新規作成して申請書を作成する場合、-ktまたは-kbのどちらかを必ず指定します。-kbオプションには1024ビット以上を指定することを推奨します。
すでに存在する鍵ペアを使用して申請書を作成する場合は-klだけを指定します。
指定可能なオプションを以下に示します。

オプション

-ed Environment-directory

運用管理ディレクトリ(Environment-directory)をフルパスで指定します。
省略された場合、環境変数“CMIPATH”に設定されている情報が有効となります。

-sd Slot-directory

スロット情報ディレクトリ(Slot-directory)をフルパスで指定します。

-tl TokenLabel

使用する鍵の存在している、または、新規作成した鍵を登録します。トークンラベル(TokenLabel)を指定します。

-of OutFile

申請書の出力先ファイル名(OutFile)をフルパスで指定します。

-f {TEXT|NOHEAD|V2}

出力フォーマットを指定します。
    TEXT : CSR形式で出力します。(省略時)
    NOHEAD: ヘッダを付けずに出力します。
    V2 : S/MIME形式で、application/pkcs10ヘッダを付けて出力します。

-c Country

国名(Country)を指定します。

-cn CommonName

英数字氏名(CommonName)を指定します。

-o Organization

英数字組織名(Organization)を指定します。

-ou OrganizationUnit

英数字組織単位名(OrganizationUnit)を指定します。

-ea EMailAddress

メールアドレス(EMailAddress)を指定します。

-t Title

肩書き(Title)を指定します。

-tel Phone

電話番号(Phone)を指定します。

-l Locality

市区町村名(Locality)を指定します。

-s State

都道府県名(State)を指定します。

-sa {SHA1|MD5}

署名アルゴリズムを指定します。
    SHA1: SHA1を使用します。(省略時)
    MD5 : MD5を使用します。

-kl KeyLabel

使用する鍵についているラベル(KeyLabel)を指定します。

-kt RSA

鍵を新規作成する場合、鍵のタイプを指定します。
    RSA: RSA暗号アルゴリズムの鍵ペアを作成します。(省略時)

-kb {512|768|1024|2048}

鍵を新規作成する場合、鍵の長さを指定します。
    512: 鍵長を512ビットとします。(省略時)
    768: 鍵長を768ビットとします。
    1024: 鍵長を1024ビットとします。(推奨)
    2048: 鍵長を2048ビットとします。
  今日では、マシンの処理性能の向上などにより、512、768ビットのRSA暗号アルゴリズムの鍵は必ずしも安全とは言えなくなっています。鍵長はサーバの安全度にも関係しますので、1024ビット以上を指定することを推奨します。運用上やむを得ず512、768ビットのRSA暗号アルゴリズムの鍵を使用する際には、その危険性を認識の上、ご使用ください。

-p UserPIN

トークンをアクセスするためのUser-PINを指定します。空白文字は指定できません。なお、User-PINの入力を求めるプロンプトは表示されません。
本オプションは、コマンドのUsageには表示されません。

コマンド格納場所

Windows

%CommonProgramFiles%\Fujitsu Shared\F3FSSMEE

Solaris

/opt/FJSVsmee/bin

Linux

/opt/FJSVsmee/bin

Linux x64

/opt/FJSVsmee64/bin

注意事項