記述形式
mjstop [-sys サブシステム番号] [-c|-w] [-i] |
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
機能説明
ジョブ実行制御は以下の2段階の処理により機能が終了します。
ジョブ実行制御の運用の停止
ジョブ実行制御サービス/デーモンの停止
Systemwalker Operation Managerサーバの停止とともに、a.が自動終了し、さらにb.が自動終了します。
mjstopコマンドは、a.のジョブ実行制御の運用を停止するコマンドです。
また、次回のジョブ実行制御の運用を開始するとき、またはサービス/デーモンを起動するときの起動モードの宣言を行います。
オプションを省略した場合は以下になります。
起動モードは変更されません。【Windows版】
-wオプションが指定されたものとみなします。【UNIX版】
起動モードについては、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”を参照してください。
オプション
-sys サブシステム番号
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
-c
-w
-i
本コマンドを実行後、サービス/デーモンの停止時に、ワークユニットを停止せず、サービスの停止のみ行います。
復帰値
復帰値 | 意 味 |
---|---|
0 | コマンド処理が正常に終了しました。 |
0以外 | コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。 |
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris | /usr/lib/mjes |
実行に必要な権限
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)権限が必要です。
注意事項
-iオプションを指定してワークユニットを停止しなかった場合は、再起動時に以下の点に注意してください。
ワークユニットが停止していないため、Systemwalker Operation Managerからのワークユニットの再起動に失敗します。ワークユニットを事前に停止しておいてください。
なお、クラスタ運用時の場合も、フェールオーバ後、同様にワークユニットの再起動に失敗します。この場合も事前にワークユニットを停止しておいてください。
ジョブスケジューラデーモンが起動中の状態で本コマンドを実行しないでください。ジョブスケジューラデーモンが起動中の状態で本コマンドを実行した場合ジョブネットが実行中のままとなる現象が発生する可能性があります。本コマンドを実行する場合はジョブスケジューラデーモンを停止してから実行してください。【UNIX版】