記述形式
stemprint {-n|-N} [-d MMDD |-p プロジェクト名] [-toplevel] |
機能説明
ジョブネットの現在の状態を出力します。
オプション
-n|-N
コマンドの実行ユーザが参照できるジョブネットについて現在の状態を出力します。
-dオプションまたは-pオプションの指定がない場合は、当日の運用日管理プロジェクトに登録されているジョブネットの現在の状態を出力します。
-d MMDD
指定した運用日の、運用日管理プロジェクトすべてに登録されているジョブネットの状態を出力します。
運用日を月日の形式で指定します。
-p プロジェクト名
指定したプロジェクトに登録されているジョブネットの現在の状態を出力します。
-toplevel
子ジョブネット、およびリンクジョブネットを出力しません。階層化されていないジョブネットおよび階層化されているジョブネットのうち第1階層のものを出力します。
-long
出力項目“Job Net”および“Job Net Comment”を最大値まで出力します。
-csv
ジョブネットの現在の状態を、CSV形式で出力します。
出力結果をファイルに保存し、ジョブネットの現在の状態を表計算ソフトで管理することができます。(注)
注)
表計算ソフトに取り込む前に、出力結果を表計算ソフトがサポートする文字コードに変換しておく必要があります。
-title
1行目にタイトル行を出力します。-csvオプションが指定されている場合のみ指定可能です。
-sys サブシステム番号
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\bin |
Solaris | /opt/FJSVstem/bin |
実行に必要な権限
一般ユーザの権限で実行できます。
注意事項
UTF-8コードの環境では、ジョブネット名およびジョブネット名称に日本語を使用している場合、出力項目の位置がずれて出力されることがあります。【UNIX版】
実行結果/出力形式
正常終了 : -csvオプションの指定がない場合
正常終了 : -csvオプションの指定がある場合
異常終了 : エラー内容は標準出力に出力されます。
出力項目の説明
出力項目について説明します。
User Name
stemprintコマンドの実行ユーザの名前です。-csvオプション指定時は表示されません。
Host Name
stemprintコマンドを実行したサーバのホスト名です。-csvオプション指定時のみ表示されます。
Sub System
操作対象のサブシステム番号です。-csvオプション指定時のみ表示されます。
Project Name
プロジェクト名です。
Job Net
ジョブネット名です。
先頭から8バイト分まで表示します。-longオプションを指定した場合は、50バイト分すべて表示します。
Job Net Comment
ジョブネット名称です。
先頭から24バイト分まで表示します。-longオプションを指定した場合は、100バイト分すべて表示します。
Status
ジョブネットの状態です。
以下に示した13種類の状態から選択表示されます。
正常終了(終了コード:0)
疑似正常(終了コード:1~正常終了コード上限値)
異常終了(終了コード:正常終了コード上限値+1~255)
強制終了(終了コード:256)
警告
実行中
実行待ち
停止中
無効状態
確認済
持ち越し
開始遅延
終了遅延
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウで疑似正常を無効にしている場合は、“疑似正常”状態は“正常終了”状態として表示されることに注意してください。
Scheduled Time
起動予定時刻です。“西暦/月/日 時:分”の形式で表示します。
Start Time
前回のジョブネット開始時刻です。“西暦/月/日 時:分”の形式で表示します。
End Time
前回のジョブネット終了時刻です。“西暦/月/日 時:分”の形式で表示します。
Completion Code
ジョブネットの終了コードです。