記述形式
stemConfig set {-m | -h schedule_server} {-ip ip_address} |
機能説明
クラスタ環境での論理IPアドレスの設定で、管理サーバおよびスケジュールサーバのIPアドレスを変更するときに使用します。コマンド実行時は、マスタスケジュール管理環境が構築されており、対象とするサブシステムは日ごとスケジュール管理になっている必要があります。
オプション
set
マスタスケジュール管理環境設定情報にIPアドレスを設定する場合に指定します。
-m
管理サーバのIPアドレスを設定するときに指定します。全スケジュールサーバ上でも設定を変更する必要があります。
-h schedule_server
スケジュールサーバのIPアドレスを変更するときに指定します。IPアドレスを変更するホスト名を指定します。ホスト名には、[マスタスケジュール管理環境設定]ダイアログボックス-[サブシステム]の[スケジュールサーバの追加]ダイアログボックスで設定したホスト名を指定します。
-ip ip_address
設定するIPアドレスを指定します。省略不可です。
-sys {all | サブシステム番号}
IPアドレスを設定するサブシステム番号をallまたは0から9の範囲で指定します。all指定時は、日ごとスケジュール管理を行っているすべてのサブシステムが対象となります。省略時は、サブシステム0が対象となります。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
Solaris | /opt/FJSVstem/bin |
実行に必要な権限
システム管理者(スーパーユーザ)の権限が必要です。
実行結果/出力形式
正常終了 : なし
異常終了 : エラー内容は標準出力に出力されます。