記述形式
jobschprintcsv -l YYYY MM [-title] [-sys サブシステム番号] (注) |
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
機能説明
ジョブネットの運用予定一覧を、CSV形式で標準出力に出力します。
出力結果をファイルに保存すると、ジョブネットの運用予定一覧を表計算ソフトで管理することができます。(注)
注)
表計算ソフトに取り込む前に、出力結果を表計算ソフトがサポートする文字コードに変換しておく必要があります。
オプション
-l
コマンドの実行ユーザが参照できるジョブネットについて、指定した年月の運用予定一覧を出力します。
jobschmsgeventコマンドで可変パラメタとサフィックスを指定して複写起動したジョブネットは出力されません。
YYYY
西暦を4桁の数字で指定します。
MM
出力したい日の月を2桁以内の数字で指定します。
-title
指定した場合、1行目にタイトル行が出力されます。
-sys サブシステム番号
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris | /usr/bin |
出力項目の説明
出力項目について説明します。
数字は日付を表します。“*”が付いている日はジョブネットの起動日、半角スペースは非起動日で、それぞれ“,”(コンマ)で区切って出力します。なお、指定した年月の最初の1日は、区切りを表す半角スペースの後に、ジョブネットの起動日の場合は“*”、非起動日の場合は半角スペースを出力します。
Host Name
本コマンドを実行したサーバのホスト名です。
Sub System
操作対象のジョブスケジューラに対応するサブシステム番号です。
Project Name
ジョブネットが登録されているプロジェクト名です。
Year/Month
-lオプションで指定された日付です。
Job Net
ジョブスケジューラに登録されているジョブネット名です。
Job Net Comment
ジョブスケジューラに登録されているジョブネット名称です。
出力例
コマンドの出力結果の例を以下に示します。
Host Name,Sub System,Project Name,Year/Month,Job Net,Job Net Comment,1,2,3,4,5,6,7,8,9, 10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31 host1,3,営業,2001/3,hanbai,販売管理, , , ,*, , , , , , , ,*, , , , , , ,*, , , , , , ,*, , , , , host1,3,営業,2001/3,kokyaku,顧客売上管理, , ,*, , , , , , , , ,*, , , , , , ,*, , , , , , ,*, , , , , host1,3,営業,2001/3,eigyou,営業週報作成, *, , , , , , ,*, , , , , , ,*, , , , , , , ,*, , , , , ,*, ,
上記のファイルを表計算ソフトで表示すると、以下のように表示されます。