記述形式
jobschcsvtodef CSVファイル |
機能説明
CSV形式のジョブネット、グループ、カレンダの休日および起動日雛形の登録情報を、制御文形式に変換します。変換結果は標準出力に出力します。
変換結果をファイルに保存すると、それぞれjobschsetnetコマンド、jobschsetgrpコマンド、jobschsetholコマンド、jobschsetcalコマンドに指定する定義ファイルとして使用できます。
オプション
CSVファイル
変換元のCSVファイルを指定します。以下のCSVファイルを指定します。
ジョブネット制御文およびジョブ制御文を入力したCSVファイルです。
グループ制御文およびグループ内ジョブネット制御文を入力したCSVファイルです。
休日情報制御文を入力したCSVファイルです。
起動日雛形制御文を入力したCSVファイルです。
参考
ジョブネット定義CSVファイルは、Job Designerを利用すると、表計算ソフトを使って視覚的に編集することができます。詳細は、“Systemwalker Operation Manager Job Designer 説明書 操作編”を参照してください。
各CSVファイルの記述形式を以下に示します。
◇ジョブネット定義CSVファイルの記述形式
ジョブネット定義CSVファイルは、以下の形式で作成します。
NET |
“NET”と入力します。“NET”は、ジョブネット制御文の開始を表すキーワードです。
ジョブネット制御文のオプションを入力します。必須オプションは必ず入力してください。オプションの詳細については“4.9.1 ジョブネット制御文”を参照してください。
2行目に入力したオプションの順番に合わせて、オプションの値を入力します。オプションの値は省略できます。
“JOB”と入力します。“JOB”は、ジョブ制御文の開始を表すキーワードです。
ジョブ制御文のオプションを入力します。必須オプションは必ず入力してください。オプションの詳細については“4.9.2 ジョブ制御文”を参照してください。
5行目に入力したオプションの順番と合わせて、オプションの値を入力します。オプションの値は省略できます。
記述形式は6行目と同じです。登録するジョブの数だけ行を追加してください。
注意
1つの制御文に対してオプションの値が複数ある場合は、区切り記号としてセミコロン(;)を使用してください。ただし、起動日雛形名が複数ある場合は、区切り記号として半角空白を使用してください。
◇ジョブネット定義CSVファイルの作成例
NET |
◇グループ定義CSVファイルの記述形式
グループ定義CSVファイルは、以下の形式で作成します。
GRP |
“GRP”と入力します。“GRP”は、グループ制御文の開始を表すキーワードです。
グループ制御文のオプションを入力します。必須オプションは必ず入力してください。オプションの詳細については“4.10.1 グループ制御文”を参照してください。
2行目に入力したオプションの順番に合わせて、オプションの値を入力します。オプションの値は省略できます。
“GNT”と入力します。“GNT”は、グループ内ジョブネット制御文の開始を表すキーワードです。
グループ内ジョブネット制御文のオプションを入力します。必須オプションは必ず入力してください。オプションの詳細については“4.10.2 グループ内ジョブネット制御文”を参照してください。
5行目に入力したオプションの順番と合わせて、オプションの値を入力します。オプションの値は省略できます。
記述形式は6行目と同じです。登録するグループ内ジョブネットの数だけ行を追加してください。
注意
1つの制御文に対してオプションの値が複数ある場合は、区切り記号としてセミコロン(;)を使用してください。
◇グループ定義CSVファイルの作成例
GRP |
◇カレンダの休日定義CSVファイルの記述形式
カレンダの休日定義CSVファイルは、以下の形式で作成します。
HOL |
“HOL”と入力します。“HOL”は、休日情報制御文の開始を表すキーワードです。
休日情報制御文のオプションを入力します。必須オプションは必ず入力してください。オプションの詳細については“休日情報制御文”を参照してください。
2行目に入力したオプションの順番に合わせて、オプションの値を入力します。オプションの値は省略できます。
注意
1つの制御文に対してオプションの値が複数ある場合は、区切り記号としてセミコロン(;)を使用してください。
◇カレンダの休日定義CSVファイルの作成例
HOL |
◇起動日雛形定義CSVファイルの記述形式
起動日雛形定義CSVファイルは、以下の形式で作成します。
CAL |
“CAL”と入力します。“CAL”は、起動日雛形制御文の開始を表すキーワードです。
起動日雛形制御文のオプションを入力します。必須オプションは必ず入力してください。オプションの詳細については“起動日雛形制御文”を参照してください。
2行目に入力したオプションの順番に合わせて、オプションの値を入力します。オプションの値は省略できます。
注意
1つの制御文に対してオプションの値が複数ある場合は、区切り記号としてセミコロン(;)を使用してください。
◇起動日雛形定義CSVファイルの作成例
CAL |
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris | /usr/bin |
出力例
各CSVファイルの作成例で示したCSVファイルを入力とした場合のコマンドの出力結果の例を以下に示します。
◇ジョブネット制御文情報およびジョブ制御文情報の出力例
NET |
◇グループ制御文情報およびグループ内ジョブネット制御文情報の出力例
GRP |
◇休日情報制御文情報の出力例
HOL |
◇起動日雛形制御文情報の出力例
CAL |