記述形式
jobschctlgrp [プロジェクト名/]グループ名 control |
“ [-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
機能説明
グループを制御(強制終了/起動/再起動/停止/停止解除/無効/無効解除/確認)します。
オプション
プロジェクト名
グループ情報の格納先のプロジェクト名を指定します。jobschctlgrpコマンドの実行ユーザが操作できるプロジェクトのうちグループが登録されているプロジェクトが1つしかない場合は、省略できます。
グループ名
制御の対象となるグループ名を指定します。
control
以下に示す8つの制御項目のうちどれか1つを指定します。
グループを強制終了します。
グループを起動します。
前回、異常終了した、強制終了させた、または確認済にしたグループを再起動します。
グループを停止中の状態にします。
グループを“停止”を行う前の状態にします。
グループを無効状態にします。
グループを“無効”を行う前の状態にします。
異常終了したグループを確認済状態にします。
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[利用機能1]シートの[異常時の確認操作]の[詳細設定]ボタンを押下して表示される[確認操作の詳細設定]ウィンドウで[強制終了を確認操作の対象とする]を指定した場合には、強制終了も制御の対象とします。
-sys サブシステム番号
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris | /usr/bin |
注意事項
本コマンド入力後は、jobschprint -xコマンドを入力して、ジョブネットの状態を確認してください。
本コマンドは、グループの操作をサーバに依頼するだけのものです。コマンドの実行が完了しても、サーバ側で、グループへの操作が完了していることを保証するものではありません。
そのため、本コマンドの完了後、しばらく経過してから、操作依頼された処理が実施される場合があります。